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  1. 丹波市議会 2011-09-29
    平成23年第55回定例会(第6日 9月29日)


    取得元: 丹波市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-07
    平成23年第55回定例会(第6日 9月29日)             第55回 丹波市議会定例会会議録          会期第6日 平成23年9月29日 午前9時30分開会 1.議事日程   (1)定刻電鈴   (2)議員着席   (3)開議宣言   (4)諸般の報告   (5)行政報告   日程第 1 認定第1号 平成22年度丹波市一般会計歳入歳出決算の認定を求めるこ               とについて         認定第2号 平成22年度丹波市国民健康保険特別会計事業勘定歳入歳出               決算の認定を求めることについて         認定第3号 平成22年度丹波市国民健康保険特別会計直診勘定歳入歳出               決算の認定を求めることについて         認定第4号 平成22年度丹波市介護保険特別会計保険事業勘定歳入歳出               決算の認定を求めることについて         認定第5号 平成22年度丹波市介護保険特別会計サービス事業勘定歳入               歳出決算の認定を求めることについて
            認定第6号 平成22年度丹波市老人保健特別会計歳入歳出決算の認定を               求めることについて         認定第7号 平成22年度丹波市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の               認定を求めることについて         認定第8号 平成22年度丹波市訪問看護ステーション特別会計歳入歳出               決算の認定を求めることについて         認定第9号 平成22年度丹波市下水道特別会計歳入歳出決算の認定を求               めることについて         認定第10号 平成22年度丹波市地方卸売市場特別会計歳入歳出決算の認               定を求めることについて         認定第11号 平成22年度丹波市駐車場特別会計歳入歳出決算の認定を求               めることについて         認定第12号 平成22年度丹波市農業共済特別会計歳入歳出決算の認定を               求めることについて         認定第13号 平成22年度丹波市水道事業会計歳入歳出決算の認定を求め               ることについて   日程第 2 同意第8号 人権擁護委員の候補者の推薦について         同意第9号 人権擁護委員の候補者の推薦について         同意第10号 人権擁護委員の候補者の推薦について         同意第11号 人権擁護委員の候補者の推薦について         同意第12号 人権擁護委員の候補者の推薦について         同意第13号 人権擁護委員の候補者の推薦について         同意第14号 人権擁護委員の候補者の推薦について         同意第15号 人権擁護委員の候補者の推薦について         同意第16号 人権擁護委員の候補者の推薦について         同意第17号 人権擁護委員の候補者の推薦について         同意第18号 人権擁護委員の候補者の推薦について         同意第19号 丹波市農業共済事業運営協議会委員の委嘱について         議案第97号 丹波市ふるさと寄附金基金条例の制定について         議案第98号 スポーツ基本法の制定に伴う関係条例の整理に関する条例               の制定について         議案第99号 丹波市税条例等の一部を改正する条例の制定について         議案第100号 丹波市旅館業等建築に関する条例の一部を改正する条例の               制定について         議案第101号 丹波市農業共済条例の一部を改正する条例の制定について         議案第102号 消防ポンプ自動車購入契約の締結について         議案第103号 農作物共済(水稲)無事戻金の交付について         議案第104号 農作物共済(麦)無事戻金の交付について         議案第105号 畑作物共済(大豆)無事戻金の交付について         議案第106号 園芸施設共済無事戻金の交付について         議案第107号 農作物共済特別積立金の取崩しについて         議案第108号 平成23年度丹波市一般会計補正予算(第4号)         議案第109号 平成23年度丹波市国民健康保険特別会計事業勘定補正予算               (第1号)         議案第110号 平成23年度丹波市国民健康保険特別会計直診勘定補正予算               (第1号)         議案第111号 平成23年度丹波市介護保険特別会計保険事業勘定補正予算               (第1号)         議案第112号 平成23年度丹波市介護保険特別会計サービス事業勘定補正               予算(第1号)         議案第113号 平成23年度丹波市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1               号)         議案第114号 平成23年度丹波市訪問看護ステーション特別会計補正予算               (第1号)         議案第115号 平成23年度丹波市下水道特別会計補正予算(第1号)         議案第116号 平成23年度丹波市地方卸売市場特別会計補正予算(第1               号)         議案第117号 平成23年度丹波市駐車場特別会計補正予算(第1号)         議案第118号 平成23年度丹波市農業共済特別会計補正予算(第1号)         議案第119号 平成23年度丹波市水道事業会計補正予算(第1号)   日程第 3 議会基本条例策定特別委員会調査報告について   日程第 4 発議第4号 丹波市議会基本条例の制定について   日程第 5 発議第5号 丹波市議会の議決に付すべき事件に関する条例の制定につ               いて   日程第 6 丹波市議会議員政治倫理条例調査特別委員会報告について   日程第 7 発議第6号 丹波市議会議員政治倫理条例の一部を改正する条例の制定               について   日程第 8 決議第3号 市公共工事に係る調査特別委員会の調査経費の追加に関す               る決議   日程第 9 意見書第1号 人工透析治療体制の確立を求める意見書   追加日程第 1 議案第120号 平成23年度丹波市一般会計補正予算(第5号)   追加日程第 2 決議第4号 光回線の整備についての要望書   日程第 10 議員派遣の件   日程第 11 閉会中の継続審査について 2.本日の会議に付した事件   日程第 1 認定第1号 平成22年度丹波市一般会計歳入歳出決算の認定を求めるこ               とについて         認定第2号 平成22年度丹波市国民健康保険特別会計事業勘定歳入歳出               決算の認定を求めることについて         認定第3号 平成22年度丹波市国民健康保険特別会計直診勘定歳入歳出               決算の認定を求めることについて         認定第4号 平成22年度丹波市介護保険特別会計保険事業勘定歳入歳出               決算の認定を求めることについて         認定第5号 平成22年度丹波市介護保険特別会計サービス事業勘定歳入               歳出決算の認定を求めることについて         認定第6号 平成22年度丹波市老人保健特別会計歳入歳出決算の認定を               求めることについて         認定第7号 平成22年度丹波市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の               認定を求めることについて         認定第8号 平成22年度丹波市訪問看護ステーション特別会計歳入歳出               決算の認定を求めることについて         認定第9号 平成22年度丹波市下水道特別会計歳入歳出決算の認定を求               めることについて         認定第10号 平成22年度丹波市地方卸売市場特別会計歳入歳出決算の認               定を求めることについて         認定第11号 平成22年度丹波市駐車場特別会計歳入歳出決算の認定を求               めることについて         認定第12号 平成22年度丹波市農業共済特別会計歳入歳出決算の認定を               求めることについて
            認定第13号 平成22年度丹波市水道事業会計歳入歳出決算の認定を求め               ることについて   日程第 2 同意第8号 人権擁護委員の候補者の推薦について         同意第9号 人権擁護委員の候補者の推薦について         同意第10号 人権擁護委員の候補者の推薦について         同意第11号 人権擁護委員の候補者の推薦について         同意第12号 人権擁護委員の候補者の推薦について         同意第13号 人権擁護委員の候補者の推薦について         同意第14号 人権擁護委員の候補者の推薦について         同意第15号 人権擁護委員の候補者の推薦について         同意第16号 人権擁護委員の候補者の推薦について         同意第17号 人権擁護委員の候補者の推薦について         同意第18号 人権擁護委員の候補者の推薦について         同意第19号 丹波市農業共済事業運営協議会委員の委嘱について         議案第97号 丹波市ふるさと寄附金基金条例の制定について         議案第98号 スポーツ基本法の制定に伴う関係条例の整理に関する条例               の制定について         議案第99号 丹波市税条例等の一部を改正する条例の制定について         議案第100号 丹波市旅館業等建築に関する条例の一部を改正する条例の               制定について         議案第101号 丹波市農業共済条例の一部を改正する条例の制定について         議案第102号 消防ポンプ自動車購入契約の締結について         議案第103号 農作物共済(水稲)無事戻金の交付について         議案第104号 農作物共済(麦)無事戻金の交付について         議案第105号 畑作物共済(大豆)無事戻金の交付について         議案第106号 園芸施設共済無事戻金の交付について         議案第107号 農作物共済特別積立金の取崩しについて         議案第108号 平成23年度丹波市一般会計補正予算(第4号)         議案第109号 平成23年度丹波市国民健康保険特別会計事業勘定補正予算               (第1号)         議案第110号 平成23年度丹波市国民健康保険特別会計直診勘定補正予算               (第1号)         議案第111号 平成23年度丹波市介護保険特別会計保険事業勘定補正予算               (第1号)         議案第112号 平成23年度丹波市介護保険特別会計サービス事業勘定補正               予算(第1号)         議案第113号 平成23年度丹波市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1               号)         議案第114号 平成23年度丹波市訪問看護ステーション特別会計補正予算               (第1号)         議案第115号 平成23年度丹波市下水道特別会計補正予算(第1号)         議案第116号 平成23年度丹波市地方卸売市場特別会計補正予算(第1               号)         議案第117号 平成23年度丹波市駐車場特別会計補正予算(第1号)         議案第118号 平成23年度丹波市農業共済特別会計補正予算(第1号)         議案第119号 平成23年度丹波市水道事業会計補正予算(第1号)   日程第 3 議会基本条例策定特別委員会調査報告について   日程第 4 発議第4号 丹波市議会基本条例の制定について   日程第 5 発議第5号 丹波市議会の議決に付すべき事件に関する条例の制定につ               いて   日程第 6 丹波市議会議員政治倫理条例調査特別委員会報告について   日程第 7 発議第6号 丹波市議会議員政治倫理条例の一部を改正する条例の制定               について   日程第 8 決議第3号 市公共工事に係る調査特別委員会の調査経費の追加に関す               る決議   日程第 9 意見書第1号 人工透析治療体制の確立を求める意見書   追加日程第 1 議案第120号 平成23年度丹波市一般会計補正予算(第5号)   追加日程第 2 決議第4号 光回線の整備についての要望書   日程第 10 議員派遣の件   日程第 11 閉会中の継続審査について 3.出席議員   1番  足 立 一 光          2番  林   時 彦   3番  田 坂 幸 恵          4番  藤 原   悟   5番  奥 村 正 行          6番  田 口 勝 彦   7番  坂 谷 高 義          8番  太 田 喜一郎   9番  岸 田   昇          10番  西 本 嘉 宏   11番  広 瀬 憲 一          12番  垣 内 廣 明   13番  荻 野 拓 司          14番  山 下 栄 治   15番  前 川 豊 市          16番  瀬 川   至   17番  足 立   修          18番  大 木 滝 夫   19番  木 戸 せつみ          20番  小 寺 昌 樹   21番  山 本 忠 利          22番  高 橋 信 二   23番  堀   幸 一          24番  足 立 正 典 4.欠席議員   なし 5.議事に関係した議会職員   事務局長      拝 野   茂    課長        安 田 英 樹   書記        荻 野 隆 幸    書記        藤 浦   均 6.説明のため出席した者の職氏名   市長        辻   重五郎    副市長       永 井 隆 夫   教育長       小 田 繁 雄    企画総務部長    竹 安 收 三   まちづくり部長   中 川 泰 一    生涯学習担当部長  梅 田 秀 光   財務部長      久 下 拓 朗    生活環境部長    福 田   宏   環境整備担当部長  足 立 保 男    福祉部長兼福祉事務所長                                  大 森 友 子   健康部長      目賀多   茂    産業経済部長    近 藤 俊 幸   建設部長      大 隅 保 夫    水道部長      藤 本 利 一   教育部長      岸 田 隆 博    消防長       大 石 欣 司   会計管理者     畑   幸 宏 7.会議の経過                 開議 午前9時30分 ○議長(足立正典君) おはようございます。議員の皆さん、当局の皆さん、御苦労さまでございます。  本日の出席議員は24名であります。定足数に達しておりますので、これより平成23年第55回丹波市議会定例会6日目の会議を開きます。  本日、議会だよりの編集のための写真撮影を許可いたしておりますので、御了承ください。
     本日の議事日程は、あらかじめ御手元に配付しておりますとおりです。  この際、諸般の報告をいたします。  議会を代表しての会議、行事等への出席状況は、御手元に配付しております議長の活動報告一覧表のとおりです。  次に、常任委員会、議会運営委員会、特別委員会の活動状況は御手元に配付しております一覧表のとおりです。  また、受理しました要望書等については、陳情文書表のとおり、その写しを配付しておりますので、ごらんおきください。  以上で諸般の報告を終わります。  ~行政報告~ ○議長(足立正典君) ここで、市長より行政報告の申し出がありますので、これを許可いたします。  市長。 ○市長(辻重五郎君) (登壇) おはようございます。  ただいまから行政報告を申し上げます。  諸般につきましては、別紙資料として一覧表で御手元にお配りをいたしておりますとおりでございます。御目通しをいただきまして、御了承賜りますようによろしくお願いを申し上げます。  さて、今月、発生をいたしました台風12号、及び台風15号につきましては、それぞれ家屋への浸水や道路の、あるいは農地への冠水、河川の浸食など、被害が生じておりますが、消防団長様を初め、団員の方々にも御尽力をいただき、市民の方々の安全を最優先に対応してまいりました。  現在は、被害箇所の復旧に取り組んでおりますとともに、今回の課題を整理いたしまして、今後、さらに安全・安心のまちづくりを進めていきたいと考えておりますので、議員各位におかれましては、御理解と御協力をよろしくお願いを申し上げます。  次に、東日本大震災の丹波市の支援についてでございますが、市民の皆様からお寄せいただいております義援金は、9月26日現在で4,903万4,307円となっております。9月7日には、丹波市所有の中型バスを宮城県気仙沼市へ寄贈いたしております。職員の派遣につきましては、これまで宮城県気仙沼市などに152名、延べ日数にいたしまして715名を派遣しておりましたが、支援業務が縮小、あるいは完了した状況にあることから、一定の役割を果たしたとして、9月15日をもちまして終了とさせていただきました。丹波市としまして、被災地の復旧、復興に貢献できたものと考えております。  最後に、火災報告でございます。9月26日に山南地域で建物火災が発生をいたしております。  以上、行政報告とさせていただきます。 ○議長(足立正典君) 以上で、行政報告は終わりました。  ここで、暫時休憩をいたします。                 休憩 午前9時35分                ───────────                 再開 午前10時29分 ○議長(足立正典君) 再開いたします。  ただいま、前川豊市君から9月16日の本会議における一般質問の中での発言について、会議規則第65条の規定により、発言の一部を取り消したい旨の申し出がありますので、本人より取消理由の説明を求めます。  15番、前川豊市君。 ○15番(前川豊市君) 一般質問の取り消しの理由について、説明をさせていただきます。  去る9月16日、私が行いました一般質問のうち、タスクフォースの精査表についての質問に使用しました資料の数値を誤って表示し、その数値に基づいて、質疑を行い、当局からも答弁を求めたところであります。  たがう資料については、私の判断により作成したもので、公立保育所と民間保育所に必要な経費を比較するものであります。  誤りがあったのは、園児一人当たりの経費の比較で、けたを取り違えていたことと、認定こども園の一人当たりの経費を算出する際に、市からの補助金に認定こども園の保育料の収入を加えて算出し、比較する際の正確な数値になっていなかったことであります。  その資料により質疑と答弁が繰り返されたものであります。  また、質問の途中では、その誤りに気づかず、後で指摘を受け、誤りがあったことがわかったものであります。  今回の一般質問により、関係者には、大変御迷惑をおかけしたことをおわび申し上げ、通告いたしておりましたタスクフォースの精査表についての項目に係る一連の発言を取り消しさせていただきたく申し出いたします。  よろしくお願いします。 ○議長(足立正典君) 前川豊市君の発言の取り消しの理由の説明が終わりました。  ここで、教育委員会からも発言を求めます。  教育部長。 ○教育部長(岸田隆博君) 教育委員会からもお話させていただきます。  9月16日の前川議員の一般質問におきまして、提出された資料について、答弁させていただいたわけでございますが、その後で教育委員会で再度、精査させていただきました。その中で、今、議員からありましたように、認定こども園の……                 (発言する者あり) ○議長(足立正典君) 暫時休憩をいたします。                 休憩 午前10時33分                ───────────                 再開 午前10時40分 ○議長(足立正典君) 再開いたします。  先ほど説明をされかかりましたけれども、資料が配付されておりませんでしたので、最初からの説明を教育部長にお願いをいたします。  教育部長。 ○教育部長(岸田隆博君) 9月16日の前川議員の一般質問において、提出された資料につきまして、当日、答弁させていただきましたが、教育委員会で再度、精査させていただきまして、今、お配りしておりますように整理をさせていただきました。  今、前川議員からありましたように、一番下の認定こども園の一人当たりの単価を算出される際、前川議員は、保育料収入1億1,700万円が加算されて算出されておりました。しかし、公立保育所、公立幼稚園等は、一般財源におきましては、保育料を差し引いた金額になっておりますので、認定こども園だけ保育料を加算すると正確な比較にならないと考えます。  タスクフォースの53億円を論じられるのであれば、市の一般財源で比較していただくのが正論ではないかと考えております。  また、前川議員は、その提出された資料をもとに「公立と民間とでは、ほとんど差がない」という議論を展開されましたが、私どもの認識では、認定こども園につきましては、一般財源から持ち出したのは、3億790万円、一人当たり一般財源を換算しますと47万3,692円の持ち出しとなっておりまして、公立と比較して、認定こども園のほうは、約22万円少なくなってますので、公立と民間とでは、差があると認識しております。  したがいまして、認定こども園の推進につきましては、教育・保育のサービスの充実に加え、財政効果についても期待できるものと考えております。  以上でございます。 ○議長(足立正典君) 教育委員会からの説明が終わりました。  お諮りいたします。  ただいま、説明のとおり、発言の一部を取り消すことに、御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 異議なしと認めます。  よって、説明のとおり、発言の一部を取り消すことに決しました。  ここで、生活環境部長から、9月9日の本会議における議案第102号の審議での答弁の一部を訂正したいとの申し出がありますので、これを許可いたします。  生活環境部長。 ○生活環境部長(福田宏君) 9月9日開会の本会議におきまして、議案第102号の「消防ポンプ自動車購入契約の締結について」の広瀬議員さんの質問に対する答弁で、消防ポンプ自動車の保有台数につきまして、「今回の購入を含めて、14台」と答弁をいたしましたが、16台の誤りでございましたので、おわびを申し上げ、訂正をお願いするものでございます。  よろしくお願いいたします。 ○議長(足立正典君) 説明のとおり、訂正することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 異議なしと認めます。  それでは、訂正することに決しました。  ~日程第1 認定第1号~認定第13号~ ○議長(足立正典君) 日程第1、認定第1号「平成22年度丹波市一般会計歳入歳出決算の認定を求めることについて」から認定第13号「平成22年度丹波市水道事業会計歳入歳出決算の認定を求めることについて」までの13件を一括議題といたします。  本件は、審査を付託しておりました決算特別委員会から審査報告書が提出されております。  最初に、決算特別委員会、小寺委員長の説明を求めます。  20番、小寺昌樹君。 ○決算特別委員長(小寺昌樹君) (登壇) 皆さん、おはようございます。  ただいま、議題となりました認定第1号から認定第13号まで、その審査の過程と結果について、説明を申し上げます。  本決算の認定の案件につきましては、去る9月9日の本会議におきまして設置されました委員9名で構成する決算特別委員会に付託を受けまして、9月9日、21日、22日、26日、27日の5日間にわたり委員会を開催いたしました。  審査に当たりまして、市長初め、市当局関係者の出席を求め、慎重に審査をいたしました結果、本付託案件は、認定第1号、認定第2号、認定第7号につきましては賛成多数で、認定第3号から認定第6号、認定第8号から認定第13号までは賛成全員で認定すべきものと決定いたしましたので、御報告申し上げます。  なお、審査の中で、事務処理上共通する経費の科目を一本化して計上している科目や、機構改革により、管理区分に間違いがあり、的確な答弁に時間を要するものが見受けられました。個々の施設ごとの明細がわかるような管理方法や、補助、説明用の資料、資料に関しましては、出所、年月日を記載し、事前に配付するなど、今後、検討いただきますよう申し添えます。  また、審査の中の意見として、報告書に主なものを記載しておりますが、そのほかにもたくさん意見を出されました。当局におかれましては、決算委員会の意見につきまして、真摯に受けとめていただき、今後の事業執行に当たっていただくことはもとより、平成22年度予算編成につきましても、反映いただくことを申し述べ、説明といたします。  以上、まことに簡単ではございますが、よろしく御審議賜り、認定いただきますよう、お願いを申し上げます。 ○議長(足立正典君) 委員長の説明は終わりました。  委員長報告に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。  5番、奥村正行君。 ○5番(奥村正行君) 総務費の「国道・県道設置のロードミラー設置のうち、市費で設置している分については自治会長にその旨周知されたい」、それと、一つ飛ばしまして、「庁舎整備については、慎重かつ迅速に結論を出し、総合的に検討されたい」、それから、衛生費の「灰処分については、地元調整を図りながら更なるコスト削減を図られたい」と主な意見であるんですけれども、これ、まとめられていると思うんですけれども、具体的にどのような内容であったか、お知らせいただきたいと思います。 ○議長(足立正典君) 20番、小寺昌樹君。 ○決算特別委員長(小寺昌樹君) ただいま、御質疑いただきました3件でございますが、「国道・県道設置のロードミラーのうち、市費で設置している分について、自治会長にその旨周知されたい」という件は、県道であるので、県が支払っているというふうな思いの自治会長さんもおられますので、市が県道用地に建てている物、こういったものについては、自治会長さんに詳しく説明をするようにという意見が出ておりました。  2番目の「庁舎整備については、慎重かつ迅速に結論を出し、総合的に検討されたい」というこの問題につきましては、非常に多くの時間を費やしまして、いろいろ出ておりましたが、要約しますと、このような意見として、まとめさせていただいております。  3番目の衛生費の件でございますが、灰の処分につきまして、これは春日の処理の問題でございますけれど、これもいろいろと過去のいきさつがございました中で、このような取り扱いを現状を当局から説明を受けまして、このようなまとめとさせていただいております。  簡単ですけれど、以上で答弁といたします。 ○議長(足立正典君) 5番、奥村正行君。 ○5番(奥村正行君) ロードミラーのことはわかりましたけれども、庁舎のことですけれども、聞くところによりますと、この中でコンサルに委託された部分で、何か我々が知らない状態のが1回目のコンサルからの報告があったというふうにお聞きしているんですけれども、その件については、当局側といいますか、どういうような説明が具体的にどういうことがあって、どういうような説明があったんでしょうか。  それから、灰処分についてはですけれども、今、春日のことのようですけれども、過去のいきさつというのは、具体的にどういうことだったんでしょうか。 ○議長(足立正典君) 暫時休憩をいたします。                 休憩 午前10時51分                ───────────                 再開 午前10時53分 ○議長(足立正典君) 再開いたします。  20番、小寺昌樹君。 ○決算特別委員長(小寺昌樹君) 庁舎の件でございますけど、当初、既存施設の利活用を前提とした二つのケースが挙げられておりました。これは、御承知のとおりでございますが。その後、丹波市庁舎整備に係る基本調書業務特記仕様書というものを資料請求いたしまして、その中から春日の体育館の改修云々ということがございました。この問題とあわせると同時に、さらに、また、今後、この氷上町の庁舎の敷地の機能集約ケースとか、春日庁舎の敷地内の機能を集約するケースとこういった資料が出てきた中で、議論がされたということでございます。  もう一つ、春日の件に関しましては、先ほども言いましたように、期限が来ました中で、そして、春日のほうで対応すべきところが期限が来たというところから、次の策を講じるということで、当局からいろいろ説明をいただいたということで、灰処分は現行のような形に変わってきたということでございます。 ○議長(足立正典君) 5番、奥村正行君。
    ○5番(奥村正行君) 庁舎の今、春日の体育館、あるいは、今、出たんですけれども、それの改修でというようなことを言われてましたけれども、それに対して、改修に対する費用、どれぐらいでできるとか、春日の体育館を改修するとしたらどれぐらいかかるというようなことは金額は出たんでしょうか。公になったんでしょうか。 ○議長(足立正典君) 20番、小寺昌樹君。 ○決算特別委員長(小寺昌樹君) 費用に関しましては、業務委託費ということでこの分は資料をちょうだいしております。 ○議長(足立正典君) 暫時休憩をいたします。                 休憩 午前10時56分                ───────────                 再開 午前10時57分 ○議長(足立正典君) 再開いたします。  20番、小寺昌樹君。 ○決算特別委員長(小寺昌樹君) 大変失礼いたしました。  庁舎の新築比較表という資料をいただいておりますので、その中から報告させていただきます。  氷上庁舎市役所に関しまして、概算工事費としましては、A案としては、19億6,900万円です。それから、B案が21億1,400万円ということで、氷上庁舎A案は19億6,900万円、B案が21億1,400万円、それから春日庁舎ですけれど、A案では、21億5,200万円とB案が22億1,600万円とこういった資料を提出いただいております。  以上です。 ○議長(足立正典君) ほかに質疑はございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) これをもって質疑を終わります。  これより、議案ごとに討論、採決を行います。  まず、認定第1号「平成22年度丹波市一般会計歳入歳出決算の認定を求めることについて」の討論を行います。  討論の通告がありますので、順次発言を許可します。  まず、6番、田口勝彦君から反対討論の通告がありますので、許可いたします。  6番、田口勝彦君。 ○6番(田口勝彦君) (登壇) さきに通告しております認定第1号「平成22年度丹波市一般会計歳入歳出決算」について、反対の立場で討論に参加いたします。  丹波市の最重要課題であります庁舎のあり方の予算執行であります。  現在までの流れを簡単に報告しますと、平成21年6月27日、市長より市庁舎のあり方について、市庁舎検討委員会に諮問し、平成21年12月6日に答申が出ております。ちなみに同委員会のメンバーは、旧町域から3名選出、その他識見を有する者2名を含め、23名で組織されております。  その答申を受けて、平成22年2月9日に内部で市庁舎整理統合プロジェクトチームを立ち上げられました。構成メンバーは、永井副市長をリーダー、当時の企画部長をサブリーダー、ほか各課長、総勢16名であります。  その後、担当課において、平成22年度の当初予算に300万円を企画費の中で調査委託料として計上し、平成22年5月27日入札執行、予定価格279万円、履行期間は平成22年5月28日から平成22年6月30日までの34日間で、落札価格は150万円でありました。  今回の決算審査の過程で明らかになったのは、さきに述べました調査委託料であります。関係資料の提出を求め、審査した結果、当初の入札仕様書には、本庁機能を1カ所に集約するために、既存施設の利活用を前提とした二つのケースについて、比較検討を行う基礎資料を作成する目的であります。1案は、中央公民館の体育館部分を改修して、氷上本庁舎の敷地内に機能を集約するケース、2案は、春日体育センターを改修して、春日庁舎の敷地内に機能を集約するケースの2案であります。  コンサルの調査結果では、A、B、Cと三つの案を提案してきておりますが、氷上の中央公民館は、いずれの案も体育館の改修は不可能であり、春日体育センターでは、C案であれば、増床は可能である結果が出ております。  コンサルは、春日体育センターの利活用を前提に、庁舎改修C案について、検討しております。その結果、春日体育センター増築工事では、約8億2,000万円でできます。なお、議会堂は無理で、現在の定数24名であれば、840平米を増築しなければならないことも提案をしております。  その後、その報告を受け、担当課では、調査業務の内容を変更し、再委託契約を締結しております。変更内容は、両体育館、公民館を取り壊して、庁舎を増築する案であります。この変更契約に際し、期間を1カ月延長、そして、委託金額を99万7,500円増額しております。  ここで、問題点は、一つに検討委員会からの付託条件にある限られた財源や既存施設などの有効活用を図ることを受けて、当初の目的であった既存施設を使って集約するための委託をしているのに、春日庁舎での8億2,000万円でできる案について、踏み込んだ調査研究をしていない。  二つ目に、体育館については、市として、市内の施設全体の利活用、方向性を明確にしていない上での氷上の中央公民館、春日の春日体育センターの取り壊しが先行しています。  3点目は、新たな場所、市の中心地での新築の検討比較は全くしていない。  4点目、検討していく中のプロセスをすべて公表しなければならないが、議会も含めて、市民にすべてを公表していない。  以上、4点の問題を指摘しておきます。  このままの流れ、氷上庁舎を増築といった結果ありきで庁舎統合を進めれば、実施設計の段階では、総工費が30億円、40億円ともなると思われます。健全な財政運営に大きく影響することが予測できます。本決算による執行額は、257万2,500円でありますが、この執行は、庁舎建設事業の方向性を出す大きな目的があることから、本決算審査において、指摘をしておかなければなりません。  丹波市の将来を見据え、さらに、より深く調査研究をしなければ、10年、20年先には、大きなつけが回ってくること、あわせて、政治は真実を伝え、真心をもって取り組むことが鉄則であることを申し述べ、反対討論といたします。 ○議長(足立正典君) 6番、田口勝彦君の反対討論が終わりました。  次に、19番、木戸せつみ君から賛成討論の通告がありますので、許可いたします。  19番、木戸せつみ君。 ○19番(木戸せつみ君) (登壇) 平成22年度決算の承認について、賛成の側から討論させていただきます。  世界的な金融危機の中、また、国では政権交代後、最初の予算として、丹波市は、平成21年度3月補正と一体的に平成22年度予算を編成されました。  丹波市総合計画、及び第2次行政改革として、すべての事務事業を精査し、重点課題を検証し、より効率的な予算編成に努めたとされております。  その結果の決算ですが、まず、安心して暮らせる丹波市をつくるため、小学4年から中学3年生までの入院医療費全額助成、神戸大学より県立柏原病院へ医師5人を派遣する地域医療循環型人材育成事業、及び柏原赤十字病院運営補助などの継続、さらに、新たに産科医療体制整備基金の設置など、また、防災対策として、防災マップの作成と全戸配付、消防署山東駐在所の建設、高規格救急自動車2台の購入など、そして、子育て支援として、認定こども園あおがきの整備、また、子供たちを震災から守るため、これは平成24年度、学校の耐震化率100%完全実施に向けてですが、この平成22年度におきましては、市島中学校、崇広小学校、久下小学校、小川小学校、中央小学校、黒井小学校の耐震補強工事などを実施されました。  次に、快適な暮らしを支える生活基盤の充実した丹波市をつくるため、デジタル化になっても全市民がテレビを視聴できるように、テレビ難視聴解消事業33カ所、デマンド型乗り合いタクシーの運行、車13台の購入も含めて、そして、水道施設統合整備事業の継続など、また、道路、及び河川整備として、和田小新屋線小新屋橋の改修、山崎金屋線天神川、深谷川などの改良、そして、教育文化の振興として、24自治公民館の修繕・改修、柏原藩陣屋跡環境整備、植野記念美術館の改修、市島愛育館、スポーツピアいちじまの改修、青垣総合運動公園改修工事などが実施されました。  そして、さまざまな産業が育つ丹波市づくりとして、介護、環境、農林などで就業機会を創出し、求職者の生活の安定を図られ、また、企業立地の基金を創設し、初期投資に補助金制度を拡充されました。  これらの重点課題を実行し、平成27年度からの普通交付税の逓減措置や、平成32年度からの一本算定に向け、22億8,000万円の繰上償還も含めて、一般会計の歳出総額は355億5,906万円となり、実質収支は17億984万円の黒字を確保し、また、特別会計についても、6億1,108万円の黒字になり、健全財政を維持することができております。  しかし、新規事業を含め、いろいろな課題もあります。  例えば、デマンドタクシーは、旧町域のみの運行のため、旧5町の市民は日赤病院や柏原病院へ直接行けないなど、また、本当に困っている人々、例えば、子育て中の母子家庭・父子家庭、障害のある人々、病気療養中の人、失業中の人、病弱な高齢者などに対し、どれだけ支援ができたかなどについては、疑問に思います。  今後は、これらの課題を検証し、子供たちに夢と希望あふれる丹波市、生活弱者に愛のある丹波市をつくる行政であることを念願して、賛成討論とします。 ○議長(足立正典君) 19番、木戸せつみ君の賛成討論が終わりました。  次に、11番、広瀬憲一君から反対討論の通告がありますので、許可いたします。  11番、広瀬憲一君。 ○11番(広瀬憲一君) (登壇) それでは、議長の許可をいただきましたので、認定第1号「平成22年度丹波市一般会計決算」に対しまして、日本共産党議員団を代表して、反対討論を行います。  戦後、最大最悪と言われる経済危機は、先行きの見通しもなく、景気回復の兆しも見えず、国民の74%は所得200万円以下と言われるところまで落ち込み、国民の生活破壊が進む中で、低所得者が大幅に増加し、生活保護など年々増加をたどる一方であります。  そんな中で、野田首相は、東日本大震災や原発の措置もできないうちに、原発推進を国連で新たな完全安全神話として演説しました。被災者の心を踏みにじることになりました。さらには、消費税の大幅増税、TPP農業の自由化、沖縄基地問題、雇用問題など、国民に加わるプランは、今後、はかり知れません。  こういった中で、丹波市の平成22年度決算は、合併6年目の決算となりました。市は、具現化の年として位置づけ、丹波市総合計画後期基本計画、及び第2次行政改革大綱実施計画の初年度として、縮小、廃止を含む市民サービス削減の行政改革が進められてきました。  その結果、平成22年度一般会計決算は、市当局側に立った健全財政運営にはなっているようでありますが、市民サイドからいえば、市民要求がたくさんある中での大幅削減は、市民の要求とは大きくかけ離れ、違った結果となりました。  一般会計の決算状況は、実質収支17億984万円の黒字となりました。また、繰上償還は22億8,286万円、そして、積立金は16億2,201万円の平成22年度剰余金合計は、56億1,471万円にものぼります。合併以後、過去最高の多額な余剰金を出しました。  このことは、市の言うとおり、第2次行政改革の具現化の年として、予算実行した結果だと評価されているかもしれませんが、市民側から見れば、過去最高の余剰金を出すことは、全くもって、仕事をしなかったという判断になります。仕事をしなければしないほど、市の言う健全財政ということになってまいります。  先を心配する余りに、行政が地方自治法の本来である市民の福祉に寄与するという理念を忘れているとしか思われません。  さて、歳入での自主財源は122億5,000万円、32.6%です。依存財源は253億5,000万円で、67.4%で、自主財源は依存財源の2分の1にまで落ち込んでおります。自主財源は、ことしも前年比1ポイントの削減となっています。  増収のため、財源強化は、自主財源を強化することでありますが、また、地方税は、今日続く不況の中で、市民の所得は抑えられ、頑張ってはいただいておるわけですけれども、回復する見通しはありません。そのためには、地域の景気回復と市民の底上げ対策や支援なくしては、結局市民への負担が強化することになります。  また、地方交付税を見ますと、131億8,000万円と3.5ポイント数字的には伸びておりますが、中身としては、ひもつきの交付税と言われる本来はしてはいけない交付税算入分を除いていきますと、結局は、平成22年度は、地域活性化特例債や合併特例債などの不安定財源により、歳入は維持されております。  また、地方交付税が足りないために、不足分を地方自治体に借金をさせる臨時財政対策債の振替債は、当初予算を大幅に超えてまいりまして、決算時、21億6,000万円、51.1%とこれも合併後過去最高の振替債になりました。  これらは、国の財源措置から来るとはいえ、納得できないものであります。  さて、今年度決算歳入で気になることがありました。未収金5億4,000万円、特別会計を入れますと、12億1,700万円と膨大な金額になり、不納欠損は3,875万円、特別会計を入れると8,680万円と年々大きな金額となってきております。  未収金の回収に努力されていることは承知しておりますけれども、未収金の回収には、慎重に親切に丁寧に納得のいく対応をすることが望まれます。  問題は、差し押さえについてであります。少ない生活費の貯金通帳を差し押さえするなど、この定例会中にも一般質問や決算の議案審議の中でも、再三、市当局にお尋ねしてきましたが、生活水準より低い母子家庭、高齢者、低所得者などの滞納者への市の対応です。生活を切りつめても、払いたくても払えない人たちに、国の法定減免対応にもかからない人たちに、市の減免支援策を望みましたけれども、冷たい返事が続くばかりで、これらの不十分さには全く賛同できないものであります。  また、平成22年度の余剰金のほんとの0.001%でも使えば、市民の苦難を救うことができるのに、非常に残念な結果となりました。  次に、歳出では、性質別に見ますと、義務的経費は、特に人件費、扶助費など、前年比で10億円も超える大きな金額となっております。住民サービスや住民の活動に大きく低下を来しております。一方、投資的経費を見ますと、平成21年度は51億2,600万円だったものが、平成22年度は45億2,400万円と前年比で伸びるどころか、6億円もの減額で、さらに、前年度比で普通事業費の減少で決算額の構成比は12.7%と低く、これで景気回復を考えることは、どうして望めるのでありましょうか。  貯金も借金返しも確かに必要です。しかし、平成22年度の余剰金の56億円をいかに有効利用するかということが、行政当局にこの1年間執行の中で課せられた使命なんであります。  少なくとも、投資的経費は20%以上ぐらいに上げないと、事務的経費を下げ、投資的経費を下げなどしていたのでは、口で幾ら経費回復を言っても、回復しない結果であります。歳出の性質別経費について、義務的経費と投資的経費の算出バランスを今後も見直すべきであり、こういった財源の歳出に賛成することは、私たちはできません。  また、公債費では、将来を担う子供たちのため、少しでも借金を減らしておこうと繰上償還することに反対するわけではありません。  ところが、これだけ市民の暮らしが低迷しているときに、合併後の平成17年に11億円に始まり、今年度、平成22年度の大幅な23億円の償還をあわせますと、この6年間の繰上償還金は、約99億円もの膨大な金額になります。この中から、いつも言っているように、1割でも2割でも市民の幸せのために、施策や事業に有効な歳出をすべきであったというように私たちは考えております。  次に、款項目については、総務費では、国は今、定年65歳までの引き上げを進められようとしておりますけれども、丹波市では、市職員の退職勧奨が進められ、平成17年度854人でしたが、平成22年度決算では699人までに減りました。消防署員の増員を引きますと、約170人余りが退職されたことになります。  こういった急激な職員の削減は、市の損失になります。これまで培われてきた力ある幹部職員の早期退職はこれぐらいにして、定年60歳まで仕事をしていただき、市民福祉に努力していただくことであります。市の急激な人件費削減と退職勧奨に賛成できません。  また、庁舎の建設調査費などにつきまして、昨年9月に建設位置について、氷上か春日と急に議員総会の席で発表されました。寝耳に水ということで、大変驚いた次第でした。将来の建設計画ならわかりますけれども、当時は、議会の声も聞かず、また、市民の声も聞かない間に今日のこの不安定な経済情勢の中も考えず、現在の庁舎が使えないんだというならまだしも、今、新庁舎の建設をすることは、市民感情を逆なですることになり、新庁舎の建設は、将来計画をきちっと立てて、示すべきであります。  そういった意味で、今回のこういった歳出には全く反対でございます。  また、国民保護事業につきまして、どこかの国を敵国として、日本国の有事の際、戦争、テロなどに市民を国家統制し、自由な抑圧をする事業のきっかけになる歳出にそれが国の指示であったとしても、この事業に賛成はできません。  また、民生費では、市民の暮らしに直接関係のある会計であります。特に市が言う第2次行政改革の柱の一つである各補助金の削減については、消費的経費の中でも前年比15億3,533万円と過去最高の大幅な削減がされております。  その中、一方では、審議の中でも申しましたが、丹波市人権同和教育協議会のように、前年比より同額になり、さらに100%補助金になっている民間団体もありまして、矛盾した結果となっております。  また、地域医療事業の推進では、一定、これまでの市の努力には承知しておりますけれども、県立柏原病院と日赤柏原病院の今後のあり方について、市がもっとリーダーシップをとって、こういったときにこそ、残りわずかになった合併特例債の有効な使い方を考えるべきだというように考えております。  さらに、産業経済費では、性質別のところで既に述べましたが、投資的経費の普通事業費が伸びず、経済活性化にはほど遠く、思い切った市の抜本的事業が望まれます。  さらに、消防費では、救急駐在所が山南、春日に配置されておりますが、同時に消防車の配置を進めるべきであります。  また、教育費の認定こども園については、いつも市の答弁は、「保護者の声を聞く」、「地域の声を聞く」とは言っておりますけれども、実際には、一方的になっており、市の思いを押しつけています。議会の特別委員会のまとめである地域の声、保護者の声、土地の選定、その後、こども園の建設、園児の定員数などを参考に、幅を持った事業にすべきであります。  最後に、決算の審議で出てました市島地域のごみ場にかかわる旧町から引き継ぐ1億円の処理について、合併後、いつまでもこの状態でほっておくことのないように、今のうちに対応しておくべきことを述べておきます。  そのほか各項目に問題もありますけれども、今回は、省略させていただきます。  以上の結果、反対理由を述べ、平成22年度一般会計決算につきまして、日本共産党議員団として、反対の立場からの討論とさせていただきます。 ○議長(足立正典君) 11番、広瀬憲一君の反対討論が終わりました。  次に、12番、垣内廣明君から賛成討論の通告がありますので、許可いたします。  12番、垣内廣明君。 ○12番(垣内廣明君) (登壇) 議長の許可をいただきましたので、ただいまから、平成23年度一般会計決算認定についての賛成の立場から討論を行います。  丹波市総合計画後期基本計画、及び第2次行政改革大綱の初年度として、経済の低迷、また、国の一本算定などにより減収が予想される中、早々にサマーレビューを実施し、重点課題の早期検証と、より効率的な予算編成に取り組まれ、適正に処理された結果、丹波市の財政構造をあらわす主たる財政指数においても年々改善されており、また、大綱に示している健全財政を確保していくための目安となる財政指標にも示されているとおり、平成22年度の収支面では、昨年に引き続き、健全性を示す決算となっており、将来を見据えた市財政の安定化に向けて努力いただいた成果として、評価できるものと思います。  しかし、重要施策の具現化の年と位置づけ、施政方針で「元気・安心・再生」の視点から、各種施策の推進に取り組まれ、いろいろな基金の創設、また、拡充を図られたが、余り活用には至らなかったことは大変残念に思い、さらなる努力を期待するところであります。  また、多くの事業において、委託費が年々増加傾向にあり、そのことが全体事業費の高騰につながる結果、地域の要望に十分こたえられない事態が起きているのではないかと思われる。市では、経常収支比率80%を目指しておられるが、一方では職員の減により、委託がふえ、事業費の増大につながるようでは、意味のないことと思われる。今後、国の施策などにより、税の減収が予想される中、市の財政指標を達成するには、人件費のさらなる改善に取り組む必要があると説明されているが、勧奨年齢も上げられ、また、一方では、職員構成のバランス面から一定の採用も必要であり、これまでのような削減は望めない状況と思うが、その対策として、嘱託職員も多くいる中、仕事の内容を再検討し、緊急時などの対応のためにも技能労務職員を若いうちに一般行政職に切りかえ、幅広く活用することが大事ではないかと思うので、指標達成のためにも早々に検討願いたいと思います。  最後になりましたが、財政健全化の市政は、将来考えなければ避けては通れないことであるが、健全化のために指標にもあります真心の気持ちがおろそかになっていないか再確認願い、さらなる健全化に取り組まれるようお願い申し上げ、平成22年度一般会計決算の賛成討論とさせていただきます。 ○議長(足立正典君) 12番、垣内廣明君の賛成討論が終わりました。  次に、2番、林時彦君から反対討論の通告がありますので、許可いたします。  12番、垣内廣明君。
    ○12番(垣内廣明君) 「平成22年度」を「平成23年度」と間違って言っておりますので、訂正をお願いしたいと思います。 ○議長(足立正典君) 申し出のとおり、訂正することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) それでは、訂正をいたします。  次に、2番、林時彦君から反対討論の通告がありますので、許可いたします。  2番、林時彦君。 ○2番(林時彦君) (登壇) 議長の許可を得ましたので、認定第1号「平成22年度丹波市一般会計歳入歳出決算の認定を求めること」について、次の理由により、反対の立場から討論いたします。  一つ目は、じんかい処理費です。平成21年のごみ運搬委託料は、三重県に運搬するばいじんを別として、1年間春日クリーンセンターに運搬したとすると、約200万円であります。実際は、フェニックスに3カ月運搬していますので、250万円ぐらいになっていると思います。  この運搬を直営でするとして、市は2台のダンプカーを1,900万円で購入しました。これに車検代と人件費、燃料代を計算しますと、少なく見積もっても2,500万円は優に超えると思われます。購入費を10年間で償還するとしても、年間約300万円の車両運転経費がかかると思われます。これは、運搬を委託した場合の200万円をはるかに超えるだけでなく、まだ、ここに人件費が500万円、600万円とかかるのですから、経済的に全然合わないのは、自明の理であります。  しかし、さきの決算委員会での答弁にもありましたように、「行革や労務管理上のことを鑑みて、御理解願いたい。」と言われてきましたが、しかし、200万円でできることを800万円、900万円とかけてすることに賛成することはできません。購入補助金を考えても、1,300万円ですか、補助金があると考えられましたけれど、それでも600万円は持ち出しだと思います。  ましてや平成23年度には、その運搬さえ中止して、4トントラックダンプカーを休止させ、2トンダンプカーも春日クリーンセンターのじんかいだけを運搬しているのであれば、無駄遣いもきわまりないといえます。1年間だけで労務管理も行革もなし遂げたということなのでしょうか。  このような行き当たりばったりな予算執行を認めることはできません。  二つ目に、丹波市庁舎整備に係る基本調査業務についてであります。  丹波市庁舎検討委員会から、「市庁舎のあり方に関する提言について」を受け、㈱サンコー建築事務所に157万5,000円で業務委託をされております。その中で、市は本庁機能集約の基本的方針として、一つ、「既存施設活用の観点から、中央公民館、体育館部分、及び、春日体育センターを庁舎へ改修することを前提とする」、二つ、「改修においても事務的スペースの不足を生じる場合は、最小限の増築を検討する」、三つ、「改修後の事務スペースは、職員数約200人規模の配置を想定したものとする」と3点を挙げておられます。また、業務の内容については、改築についての概算事業費を算出すること、整備スケジュールの作成とされ、中央公民館、体育館を改築するケースと春日体育センターを改築するケースを総合的に比較検証しながら計画することとしておりました。  そうして提出された報告書では、春日体育センターを改修する案がC案として出され、工事費概算内訳書によると、税抜きでは約7億8,000万円、税込みでも約8億2,000万円の額で改修ができるとされております。工事期間についても14カ月程度と報告されております。  前日の決算委員会では、議事堂部分に当たる840平米の不足が説明されましたが、それを増築しても約11億円で本庁機能集約ができるという説明もありました。合併特例債を活用すれば、約3億円の実質的負担で本庁機能集約ができるということになります。  一方、氷上中央体育館の改修については、不可能だと断定されております。  しかるに、業務委託履行期間を履行期間終了5日前になって、1カ月延長し、金額を99万7,500円増額して、変更追加分として、一つ、「本庁機能を集約するに当たって、不足する庁舎面積に相当する床面積、階数、構造の検討と配置案の検討」、ここで括弧して建設場所の提案まで出てきます、二つ、「新たな庁舎増築について、概算工事費を算定、及び、概略工事工程表を作成する」等が加わり、当初の改修からいつの間にか増築としてコンサルに委託することになっているのです。  そして、結果として、氷上庁舎と春日庁舎とに増築する20数億円の提案として出てくることになったのです。  このことは、単にコンサルに対して、99万7,500円を無駄遣いしたということではありません。実質的な負担が約3億円ということならば、春日庁舎の耐用年数が三十六、七年ということを考えれば、当分は庁舎についての心配はなくなり、次世代にも負担を持ち越さないことができたわけです。  少なくとも議会で庁舎統合に係る調査特別委員会を立ち上げたときには、この資料が提示されるべきであったと思います。市の費用で調査したことは、市の利益になるように使うのが当然のことです。  今からでも遅くありません。丹波市100年の体系として、春日庁舎に本庁機能を集約することで行革は飛躍的に進むということを提言申し上げ、認定第1号「丹波市一般会計歳入歳出決算の認定」について、反対の討論といたします。 ○議長(足立正典君) 2番、林時彦君の反対討論が終わりました。  通告による討論は終わりました。  ほかに討論はございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  採決は、起立によって行います。  お諮りいたします。認定第1号は委員長報告のとおり、認定することに賛成の議員は、御起立願います。                  (賛成者起立) ○議長(足立正典君) 起立多数です。  したがって、認定第1号「平成22年度丹波市一般会計歳入歳出決算の認定を求めることについて」は、委員長報告のとおり、認定することに決しました。  次に、認定第2号「平成22年度丹波市国民健康保険特別会計事業勘定歳入歳出決算の認定を求めることについて」の討論を行います。  討論の通告がありますので、発言を許可します。  まず、10番、西本嘉宏君から反対討論の通告がありますので、許可します。  10番、西本嘉宏君。 ○10番(西本嘉宏君) (登壇) ただいま、議長の許可をいただきましたので、日本共産党議員団を代表して、認定第2号「平成22年度丹波市国民健康保険特別会計決算認定」について、反対の立場から討論を行います。  2010年度、平成22年度の国民健康保険事業勘定における保険税は、その6月の税率改正で医療給付費分として、1世帯当たり平均11万5,558円、一人当たり6万4,393円としました。前年度との対比では、1世帯当たりで3,620円、一人当たり平均で2,621円を引き上げしたことになっています。金額の大小はありますけれども、毎年のように保険税の引き上げが行われております。  その要因は、医療費の高騰にある中で、国保会計における国の交付金が大幅に削られたために、その負担を被保険者、つまり加入者と地方自治体に押しつけているためであります。根本的には、ここにメスを入れて、国は社会保障制度として確立するようにならないことは当然であります。  2010年度、平成22年度の当初予算では、2万円近い引き上げでしたけれども、約6億円もの前年度、2009年度、平成21年度の繰越金、つまり剰余金の見通しがつき、その約2分の1の繰り入れと基金の繰り入れなどで4億3,600万円を充当して、一定の引き下げに努力をしましたが、前段で述べたように、なお若干の引き上げとなっております。  厚生労働省は、本年9月14日、パートや契約派遣社員など期間を定めて働く有期契約労働者に関する調査結果をまとめて発表しました。それによると、年収200万円以下の人は、実に74%にのぼり、前回、調査の57.3%より16.7ポイントも増加しています。正社員と同じ職務の内容の人に限っても、200万円以下は60.3%と大幅にふえております。雇用情勢は、このように一層厳しくなっている実態が浮き彫りになっています。  丹波地域においても、ほぼ同様の状況であることは、言うまでもありませんが、特に若年労働者は、非正規労働者がふえ、一段と厳しい状況が続いています。  決算でも明らかなように、国保税の2010年度、平成22年度、単年度の未収金額は、1億2,400万円で、過年度分を含めると滞納金額は約4億4,000万円を超えています。2割、5割、7割の法定減免を受けられない所得200万円以下の加入者の多くは、経済不況をまともに受けて、払いたくても払えない状況が進んでいると言わざるを得ません。  2010年度、平成22年度一般会計決算の実質収支は、17億1,000万円の黒字決算、さらに事実上、22億8,000万円の繰上償還金や16億円の普通会計基金積立金などの剰余金が一定金額ある中で、その一部、一、二億円程度を一般会計から法定外の繰り入れを行うことが十分可能であり、社会保障制度として、低所得者への配慮した国民健康保険として、少なくとも引き上げは抑えられるべきであることを強調して、反対の討論といたします。  以上であります。 ○議長(足立正典君) 10番、西本嘉宏君の反対討論が終わりました。  通告による討論は終わりました。  ほかに討論はございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  採決は、起立によって行います。  お諮りいたします。認定第2号は委員長報告のとおり、認定することに賛成の議員は、御起立願います。                  (賛成者起立) ○議長(足立正典君) 起立多数です。  したがって、認定第2号「平成22年度丹波市国民健康保険特別会計事業勘定歳入歳出決算の認定を求めることについて」は、委員長報告のとおりに認定することに決しました。  次に、認定第3号「平成22年度丹波市国民健康保険特別会計直診勘定歳入歳出決算の認定を求めることについて」の討論を行います。  討論の通告はありません。  ほかに討論はございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  お諮りいたします。認定第3号は委員長報告のとおり、可決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 異議なしと認めます。  したがって、認定第3号「平成22年度丹波市国民健康保険特別会計直診勘定歳入歳出決算の認定を求めることについて」は、委員長報告のとおり、認定することに決しました。  次に、認定第4号「平成22年度丹波市介護保険特別会計保険事業勘定歳入歳出決算の認定を求めることについて」の討論を行います。  討論の通告はありません。  ほかに討論はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  お諮りいたします。認定第4号は委員長報告のとおり、可決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 異議なしと認めます。  したがって、認定第4号「平成22年度丹波市介護保険特別会計保険事業勘定歳入歳出決算の認定を求めることについて」は、委員長報告のとおり、認定することに決しました。  次に、認定第5号「平成22年度丹波市介護保険特別会計サービス事業勘定歳入歳出決算の認定を求めることについて」の討論を行います。  討論の通告はありません。  ほかに討論はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  お諮りいたします。認定第5号は委員長報告のとおり、可決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 異議なしと認めます。  したがって、認定第5号「平成22年度丹波市介護保険特別会計サービス事業勘定歳入歳出決算の認定を求めることについて」は、委員長報告のとおり、認定することに決しました。  次に、認定第6号「平成22年度丹波市老人保健特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについて」の討論を行います。  討論の通告はありません。  ほかに討論はございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  お諮りいたします。認定第6号は委員長報告のとおり、可決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 異議なしと認めます。  したがって、認定第6号「平成22年度丹波市老人保健特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについて」は、委員長報告のとおり、認定することに決しました。 ○議長(足立正典君) 次に、認定第7号「平成22年度丹波市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについて」の討論を行います。  討論の通告がありますので、発言を許可します。  10番、西本嘉宏君から反対討論の通告がありますので、許可します。
     10番、西本嘉宏君。 ○10番(西本嘉宏君) (登壇) ただいま、議長の許可をいただきましたので、日本共産党議員団を代表して、認定第7号「平成22年度丹波市後期高齢者医療特別会計決算認定」について、反対の立場から討論を行います。  総選挙で制度の廃止を掲げた民主党政権は、後期高齢者医療制度の廃止をした後、新しい高齢者の医療制度をつくることを表明していましたが、ことしの通常国会にも提出されなかったことから、平成25年度までとされている後期高齢者医療制度は、その廃止までもう1年延期される可能性が大きくなっています。  75歳以上の高齢者を区分して、医療費の抑制を進める後期高齢者医療制度は、後期高齢者診療料などの差別医療、家族と同じ保険から切り離し、個人に負担させる保険料、保険料滞納者に対する短期保険証や資格証明書など高齢者に対する負担増をもたらしております。  被保険者の保険料は、後期高齢者の医療費と高齢者人口の増加に連動して、2年ごとに上がる仕組みになっております。  平成22年度、平成23年度の被保険者の保険料について改定がなされました。均等割は、4万3,924円に据え置きましたが、所得割を8.07%から8.23%に0.16%ふやしています。平均で1,050円、1.5%の引き上げになっています。県下加入者の約35%、21万人になるようでありますけれども、この方々が負担増になりました。  丹波市では、被保険者は、平成23年4月1日現在で1万1,321人でありますので、負担増となった方の数は約3,900人になります。  また、保険事業の健康診査は、県下で7万4,541人が受診し、受診率は被保険者の12.34%であります。人間ドックに対する助成は、県下9市4町で実施され、580人が受診されております。丹波市は、「検討する」としているものの、残念ながら未実施であります。健康診査や人間ドック助成など、一層の充実を求めるものであります。  政府が決定した新しい高齢者医療制度の案は、75歳以上、形式だけは国保や健保に戻しつつ、引き続き、現役世代とは別勘定にするというものであります。これでは、国民を年齢で差別する仕組みがそのまま残ります。医療費がふえるにつれ、高齢者の保険料が際限なく上がるという後期高齢者医療制度と同じことになりかねません。また、所得の少ない人への保険料軽減措置の縮小、70歳から74歳の窓口負担の2割への引き上げも盛り込まれているようであります。  差別温存、負担増大の新制度案ではなく、後期高齢者医療制度そのものを完全に廃止して、高齢者が安心できる医療制度の確立を望むものであります。  以上、討論といたします。 ○議長(足立正典君) 10番、西本嘉宏君の反対討論が終わりました。  通告による討論は終わりました。  ほかに討論はございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  採決は、起立によって行います。  お諮りいたします。認定第7号は委員長報告のとおり、認定することに賛成の議員は、御起立願います。                  (賛成者起立) ○議長(足立正典君) 起立多数です。  したがって、認定第7号「平成22年度丹波市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについて」は、委員長報告のとおり、認定することに決しました。  次に、認定第8号「平成22年度丹波市訪問看護ステーション特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについて」の討論を行います。  討論の通告はありません。  ほかに討論はございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  お諮りいたします。認定第8号は委員長報告のとおり、可決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 異議なしと認めます。  したがって、認定第8号「平成22年度丹波市訪問看護ステーション特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについて」は、委員長報告のとおり、認定することに決しました。  次に、認定第9号「平成22年度丹波市下水道特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについて」の討論を行います。  討論の通告はありません。  ほかに討論はございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  お諮りいたします。認定第9号は委員長報告のとおり、可決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 異議なしと認めます。  したがって、認定第9号「平成22年度丹波市下水道特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについて」は、委員長報告のとおり、認定することに決しました。  次に、認定第10号「平成22年度丹波市地方卸売市場特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについて」の討論を行います。  討論の通告はありません。  ほかに討論はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  お諮りいたします。認定第10号は委員長報告のとおり、可決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 異議なしと認めます。  したがって、認定第10号「平成22年度丹波市地方卸売市場特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについて」は、委員長報告のとおり、認定することに決しました。  次に、認定第11号「平成22年度丹波市駐車場特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについて」の討論を行います。  討論の通告はありません。  ほかに討論はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  お諮りいたします。認定第11号は委員長報告のとおり、可決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 異議なしと認めます。  したがって、認定第11号「平成22年度丹波市駐車場特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについて」は、委員長報告のとおり、認定することに決しました。  次に、認定第12号「平成22年度丹波市農業共済特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについて」の討論を行います。  討論の通告はありません。  ほかに討論はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  お諮りいたします。認定第12号は委員長報告のとおり、可決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 異議なしと認めます。  したがって、認定第12号「平成22年度丹波市農業共済特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについて」は、委員長報告のとおり、認定することに決しました。  次に、認定第13号「平成22年度丹波市水道事業会計歳入歳出決算の認定を求めることについて」の討論を行います。  討論の通告はありません。  ほかに討論はございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  お諮りします。認定第13号は委員長報告のとおり、可決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 異議なしと認めます。  したがって、認定第13号「平成22年度丹波市水道事業会計歳入歳出決算の認定を求めることについて」は、委員長報告のとおり、認定することに決しました。  ここで暫時休憩をいたします。再開は午後1時。                 休憩 午後0時03分                ───────────                 再開 午後1時00分 ○議長(足立正典君) それでは、再開をいたします。  ~日程第2 同意第8号~同意第19号及び議案第97号~議案第119号~ ○議長(足立正典君) 次に、日程第2、同意第8号「人権擁護委員の候補者の推薦について」から同意第19号「丹波市農業共済事業運営協議会委員の委嘱について」及び議案第97号「丹波市ふるさと寄附金基金条例の制定について」から議案第119号「平成23年度丹波市水道事業会計補正予算(第1号)」までの35案件を一括議題といたします。  本件は、審査を付託しておりました各常任委員会から審査報告書がそれぞれ提出されております。  最初に、総務常任委員会、岸田委員長の説明を求めます。  9番、岸田昇君。 ○総務常任委員長(岸田昇君) (登壇) ただいま議題となっております同意第8号から同意第18号、議案第97号から議案第99号、議案第108号の所管部分、及び議案第117号につきまして、9月9日開催の本会議におきまして、審査の付託を受けておりました総務常任委員会から審査報告を申し上げます。  本議案につきましては、去る9月12日、総務常任委員会を開催し、市当局関係者の出席を求め、慎重に審査をいたしました結果、全議案を原案のとおり、可決すべきものと決定いたしましたので、ここに御報告申し上げます。  以上、まことに簡単ではございますけれども、よろしく審議を賜り、可決いただきますよう、お願いを申し上げ、審査報告とします。 ○議長(足立正典君) 委員長の説明は終わりました。  委員長報告に対する質疑を行います。  質疑はございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 質疑なしと認めます。
     これをもって質疑を終わります。  次に、民生常任委員会、田坂委員長の説明を求めます。  3番、田坂幸恵君。 ○民生常任委員長(田坂幸恵君) (登壇) ただいま議題となっております議案第100号、議案第102号、議案第108号の所管部分、及び議案第109号から議案第114号につきまして、9月9日開催の本会議におきまして、審査の付託を受けておりました民生常任委員会から審査の補足説明を申し上げます。  本議案につきましては、去る9月13日に民生常任委員会を開催し、市当局関係者の出席を求め、慎重に審査いたしました結果、賛成全員により、全議案を原案のとおり、可決すべきものと決定いたしましたので、ここに御報告を申し上げます。  以上、まことに簡単ではございますけれども、よろしく御審議を賜り、可決いただきますよう、お願い申し上げ、審査報告とさせていただきます。 ○議長(足立正典君) 委員長の説明は終わりました。  委員長報告に対する質疑を行います。  質疑はございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終わります。  次に、産業建設常任委員会、瀬川委員長の説明を求めます。  16番、瀬川至君。 ○産業建設常任委員長(瀬川至君) (登壇) ただいま議題となっております同意第19号、議案第101号、議案第103号から議案第107号、議案第108号の所管部分、議案第115号、議案第116号、議案第118号、及び議案第119号の12議案につきまして、9月9日開催の本会議におきまして、審査の付託を受けておりました産業建設常任委員会から審査の報告を申し上げます。  本議案につきましては、去る9月14日に産業建設常任委員会を開催し、市当局関係者の出席を求め、慎重に審査をいたしました結果、全議案を原案のとおり、賛成全員により、可決すべきものと決定いたしましたので、ここに御報告を申し上げます。  以上、まことに簡単ではございますけれども、よろしく御審議を承り、可決いただきますよう、お願い申し上げ、審査報告とさせていただきます。 ○議長(足立正典君) 委員長の補足説明は終わりました。  委員長報告に対する質疑を行います。  質疑はございませんか。  6番、田口勝彦君。 ○6番(田口勝彦君) この付託の中で、商工費の観光トイレについての5,700万円、このことについての質疑等はございましたでしょうか。 ○議長(足立正典君) 16番、瀬川至君。 ○産業建設常任委員長(瀬川至君) 一応このトイレにつきましては、青垣の高源寺のトイレということだけで説明があったわけです。  以上です。 ○議長(足立正典君) 6番、田口勝彦君。 ○6番(田口勝彦君) それは、説明でよくわかっているんですが、委員会で質疑の中でいろいろと質疑があったかどうかということ。  というのは、御承知だと思うんですが、山南町石龕寺の場合に、いろいろと宗教的な部分というようなこともあったりして、なかなかスムーズにいかなかった部分があるわけなんですが、この場合とは、また、関係がどうかというそういう点の議論があったかどうかということをお聞きしたい。 ○議長(足立正典君) 16番、瀬川至君。 ○産業建設常任委員長(瀬川至君) 質疑の中で、この槽について、本会議でもありましたかもわかりませんけれど、150人槽で維持管理がどこがされるのかということは質疑はありました。そうした中で、やっぱり地元が行うということで、その辺の質疑がございました。  今、問われた御指摘の件はほんとにこの中では出てきませんでした。 ○議長(足立正典君) 6番、田口勝彦君。 ○6番(田口勝彦君) 出てないということであればあれなんですが、そういう宗教的な部分と観光というすみ分けが委員会で質疑があって、一定の方向が示されたのかどうかということが確認したかったわけなんです。 ○議長(足立正典君) 16番、瀬川至君。 ○産業建設常任委員長(瀬川至君) そのことにつきましては、ありませんでした。 ○議長(足立正典君) ほかに質疑はございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 質疑なしと認めます。  これをもって、質疑を終わります。  これより、議案ごとに討論、採決を行います。  初めに、同意第8号「人権擁護委員の候補者の推薦について」の討論を行います。  討論の通告はありません。  ほかに討論はございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  お諮りいたします。同意第8号は委員長報告のとおり、可決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 異議なしと認めます。  したがって、同意第8号「人権擁護委員の候補者の推薦について」は、委員長報告のとおり、可決されました。  次に、同意第9号「人権擁護委員の候補者の推薦について」の討論を行います。  討論の通告はありません。  ほかに討論はございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  お諮りいたします。同意第9号は委員長報告のとおり、可決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 異議なしと認めます。  したがって、同意第9号「人権擁護委員の候補者の推薦について」は、委員長報告のとおり、可決されました。  次に、同意第10号「人権擁護委員の候補者の推薦について」の討論を行います。  討論の通告はありません。  ほかに討論はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  お諮りいたします。同意第10号は委員長報告のとおり、可決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 異議なしと認めます。  したがって、同意第10号「人権擁護委員の候補者の推薦について」は、委員長報告のとおり、可決されました。  次に、同意第11号「人権擁護委員の候補者の推薦について」の討論を行います。  討論の通告はありません。  ほかに討論はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  お諮りいたします。同意第11号は委員長報告のとおり、可決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 異議なしと認めます。  したがって、同意第11号「人権擁護委員の候補者の推薦について」は、委員長報告のとおり、可決されました。  次に、同意第12号「人権擁護委員の候補者の推薦について」の討論を行います。  討論の通告はありません。  ほかに討論はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  お諮りいたします。同意第12号は委員長報告のとおり、可決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 異議なしと認めます。  したがって、同意第12号「人権擁護委員の候補者の推薦について」は、委員長報告のとおり、可決されました。  次に、同意第13号「人権擁護委員の候補者の推薦について」の討論を行います。  討論の通告はありません。  ほかに討論はございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  お諮りいたします。同意第13号は委員長報告のとおり、可決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 異議なしと認めます。  したがって、同意第13号「人権擁護委員の候補者の推薦について」は、委員長報告のとおり、可決されました。
     次に、同意第14号「人権擁護委員の候補者の推薦について」の討論を行います。  討論の通告はありません。  ほかに討論はございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  お諮りいたします。同意第14号は委員長報告のとおり、可決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 異議なしと認めます。  したがって、同意第14号「人権擁護委員の候補者の推薦について」は、委員長報告のとおり、可決されました。  次に、同意第15号「人権擁護委員の候補者の推薦について」の討論を行います。  討論の通告はありません。  ほかに討論はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  お諮りいたします。同意第15号は委員長報告のとおり、可決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 異議なしと認めます。  したがって、同意第15号「人権擁護委員の候補者の推薦について」は、委員長報告のとおり、可決されました。  次に、同意第16号「人権擁護委員の候補者の推薦について」の討論を行います。  討論の通告はありません。  ほかに討論はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  お諮りいたします。同意第16号は委員長報告のとおり、可決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 異議なしと認めます。  したがって、同意第16号「人権擁護委員の候補者の推薦について」は、委員長報告のとおり、可決されました。  次に、同意第17号「人権擁護委員の候補者の推薦について」の討論を行います。  討論の通告はありません。  ほかに討論はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  お諮りいたします。同意第17号は委員長報告のとおり、可決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 異議なしと認めます。  したがって、同意第17号「人権擁護委員の候補者の推薦について」は、委員長報告のとおり、可決されました。  次に、同意第18号「人権擁護委員の候補者の推薦について」の討論を行います。  討論の通告はありません。  ほかに討論はございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  お諮りいたします。同意第18号は委員長報告のとおり、可決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 異議なしと認めます。  したがって、同意第18号「人権擁護委員の候補者の推薦について」は、委員長報告のとおり、可決されました。  次に、同意第19号「丹波市農業共済事業運営協議会委員の委嘱について」の討論を行います。  討論の通告はありません。  ほかに討論はございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  お諮りいたします。同意第19号は委員長報告のとおり、可決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 異議なしと認めます。  したがって、同意第19号「丹波市農業共済事業運営協議会委員の委嘱について」は、委員長報告のとおり、可決されました。  次に、議案第97号「丹波市ふるさと寄附金基金条例の制定について」の討論を行います。  討論の通告はありません。  ほかに討論はございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  お諮りいたします。議案第97号は委員長報告のとおり、可決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 異議なしと認めます。  したがって、議案第97号「丹波市ふるさと寄附金基金条例の制定について」は、委員長報告のとおり、可決されました。  次に、議案第98号「スポーツ基本法の制定に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について」の討論を行います。  討論の通告はありません。  ほかに討論はございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  お諮りいたします。議案第98号は委員長報告のとおり、可決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 異議なしと認めます。  したがって、議案第98号「スポーツ基本法の制定に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について」は、委員長報告のとおり、可決されました。  次に、議案第99号「丹波市税条例等の一部を改正する条例の制定について」の討論を行います。  討論の通告はありません。  ほかに討論はございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  お諮りいたします。議案第99号は委員長報告のとおり、可決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 異議なしと認めます。  したがって、議案第99号「丹波市税条例等の一部を改正する条例の制定について」は、委員長報告のとおり、可決されました。  次に、議案第100号「丹波市旅館業等建築に関する条例の一部を改正する条例の制定について」の討論を行います。  討論の通告はありません。  ほかに討論はございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  お諮りいたします。議案第100号は委員長報告のとおり、可決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 異議なしと認めます。  したがって、議案第100号「丹波市旅館業等建築に関する条例の一部を改正する条例の制定について」は、委員長報告のとおり、可決されました。
     次に、議案第101号「丹波市農業共済条例の一部を改正する条例の制定について」の討論を行います。  討論の通告はありません。  ほかに討論はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  お諮りいたします。議案第101号は委員長報告のとおり、可決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 異議なしと認めます。  したがって、議案第101号「丹波市農業共済条例の一部を改正する条例の制定について」は、委員長報告のとおり、可決されました。  次に、議案第102号「消防ポンプ自動車購入契約の締結について」の討論を行います。  討論の通告はありません。  ほかに討論はございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  お諮りいたします。議案第102号は委員長報告のとおり、可決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 異議なしと認めます。  したがって、議案第102号「消防ポンプ自動車購入契約の締結について」は、委員長報告のとおり、可決されました。  次に、議案第103号「農作物共済(水稲)無事戻金の交付について」の討論を行います。  討論の通告はありません。  ほかに討論はございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  お諮りいたします。議案第103号は委員長報告のとおり、可決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 異議なしと認めます。  したがって、議案第103号「農作物共済(水稲)無事戻金の交付について」は、委員長報告のとおり、可決されました。  次に、議案第104号「農作物共済(麦)無事戻金の交付について」の討論を行います。  討論の通告はありません。  ほかに討論はございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  お諮りいたします。議案第104号は委員長報告のとおり、可決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 異議なしと認めます。  したがって、議案第104号「農作物共済(麦)無事戻金の交付について」は、委員長報告のとおり、可決されました。  次に、議案第105号「畑作物共済(大豆)無事戻金の交付について」の討論を行います。  討論の通告はありません。  ほかに討論はございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  お諮りいたします。議案第105号は委員長報告のとおり、可決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 異議なしと認めます。  したがって、議案第105号「畑作物共済(大豆)無事戻金の交付について」は、委員長報告のとおり、可決されました。  次に、議案第106号「園芸施設共済無事戻金の交付について」の討論を行います。  討論の通告はありません。  ほかに討論はございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  お諮りいたします。議案第106号は委員長報告のとおり、可決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 異議なしと認めます。  したがって、議案第106号「園芸施設共済無事戻金の交付について」は、委員長報告のとおり、可決されました。  次に、議案第107号「農作物共済特別積立金の取崩しについて」の討論を行います。  討論の通告はありません。  ほかに討論はございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  お諮りいたします。議案第107号は委員長報告のとおり、可決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 異議なしと認めます。  したがって、議案第107号「農作物共済特別積立金の取崩しについて」は、委員長報告のとおり、可決されました。  次に、議案第108号「平成23年度丹波市一般会計補正予算(第4号)」についての討論を行います。  討論の通告はありません。  ほかに討論はございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  お諮りいたします。議案第108号は委員長報告のとおり、可決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 異議なしと認めます。  したがって、議案第108号「平成23年度丹波市一般会計補正予算(第4号)」については、委員長報告のとおり、可決されました。  次に、議案第109号「平成23年度丹波市国民健康保険特別会計事業勘定補正予算(第1号)」についての討論を行います。  討論の通告はありません。  ほかに討論はございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  お諮りいたします。議案第109号は委員長報告のとおり、可決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 異議なしと認めます。  したがって、議案第109号「平成23年度丹波市国民健康保険特別会計事業勘定補正予算(第1号)」については、委員長報告のとおり、可決されました。  次に、議案第110号「平成23年度丹波市国民健康保険特別会計直診勘定補正予算(第1号)」についての討論を行います。  討論の通告はありません。  ほかに討論はございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  お諮りいたします。議案第110号は委員長報告のとおり、可決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 異議なしと認めます。  したがって、議案第110号「平成23年度丹波市国民健康保険特別会計直診勘定補正予算(第1号)」については、委員長報告のとおり、可決されました。
     次に、議案第111号「平成23年度丹波市介護保険特別会計保険事業勘定補正予算(第1号)」についての討論を行います。  討論の通告はありません。  ほかに討論はございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  お諮りいたします。議案第111号は委員長報告のとおり、可決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 異議なしと認めます。  したがって、議案第111号「平成23年度丹波市介護保険特別会計保険事業勘定補正予算(第1号)」については、委員長報告のとおり、可決されました。  次に、議案第112号「平成23年度丹波市介護保険特別会計サービス事業勘定補正予算(第1号)」についての討論を行います。  討論の通告はありません。  ほかに討論はございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  お諮りいたします。議案第112号は委員長報告のとおり、可決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 異議なしと認めます。  したがって、議案第112号「平成23年度丹波市介護保険特別会計サービス事業勘定補正予算(第1号)」については、委員長報告のとおり、可決されました。  次に、議案第113号「平成23年度丹波市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)」についての討論を行います。  討論の通告はありません。  ほかに討論はございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  お諮りいたします。議案第113号は委員長報告のとおり、可決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 異議なしと認めます。  したがって、議案第113号「平成23年度丹波市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)」については、委員長報告のとおり、可決されました。  次に、議案第114号「平成23年度丹波市訪問看護ステーション特別会計補正予算(第1号)」についての討論を行います。  討論の通告はありません。  ほかに討論はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  お諮りいたします。議案第114号は委員長報告のとおり、可決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 異議なしと認めます。  したがって、議案第114号「平成23年度丹波市訪問看護ステーション特別会計補正予算(第1号)」については、委員長報告のとおり、可決されました。  次に、議案第115号「平成23年度丹波市下水道特別会計補正予算(第1号)」についての討論を行います。  討論の通告はありません。  ほかに討論はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  お諮りいたします。議案第115号は委員長報告のとおり、可決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 異議なしと認めます。  したがって、議案第115号「平成23年度丹波市下水道特別会計補正予算(第1号)」については、委員長報告のとおり、可決されました。  次に、議案第116号「平成23年度丹波市地方卸売市場特別会計補正予算(第1号)」についての討論を行います。  討論の通告はありません。  ほかに討論はございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  お諮りいたします。議案第116号は委員長報告のとおり、可決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 異議なしと認めます。  したがって、議案第116号「平成23年度丹波市地方卸売市場特別会計補正予算(第1号)」については、委員長報告のとおり、可決されました。  次に、議案第117号「平成23年度丹波市駐車場特別会計補正予算(第1号)」についての討論を行います。  討論の通告はありません。  ほかに討論はございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  お諮りいたします。議案第117号は委員長報告のとおり、可決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 異議なしと認めます。  したがって、議案第117号「平成23年度丹波市駐車場特別会計補正予算(第1号)」については、委員長報告のとおり、可決されました。  次に、議案第118号「平成23年度丹波市農業共済特別会計補正予算(第1号)」についての討論を行います。  討論の通告はありません。  ほかに討論はございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  お諮りいたします。議案第118号は委員長報告のとおり、可決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 異議なしと認めます。  したがって、議案第118号「平成23年度丹波市農業共済特別会計補正予算(第1号)」については、委員長報告のとおり、可決されました。  次に、議案第119号「平成23年度丹波市水道事業会計補正予算(第1号)」についての討論を行います。  討論の通告はありません。  ほかに討論はございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  お諮りいたします。議案第119号は委員長報告のとおり、可決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 異議なしと認めます。  したがって、議案第119号「平成23年度丹波市水道事業会計補正予算(第1号)」については、委員長報告のとおり、可決されました。  ここで暫時休憩をいたします。                 休憩 午後1時35分                ───────────                 再開 午後1時45分 ○議長(足立正典君) 再開をいたします。  ~日程第3 議会基本条例策定特別委員会調査報告について~ ○議長(足立正典君) 日程第3「議会基本条例策定特別委員会調査報告について」を議題といたします。  本委員会に付託しておりました丹波市議会基本条例に関する調査がまとまりましたので、調査報告書が提出されております。  最初に、議会基本条例策定特別委員会、高橋委員長の説明を求めます。  22番、高橋信二君。
    ○議会基本条例策定特別委員会委員長(高橋信二君) (登壇) 既に御手元に委員会調査報告書をお配りしておりますけれども、ただいま議題となりました議会基本条例策定特別委員会調査報告書について、説明を申し上げます。  議会基本条例につきましては、平成20年12月の2期目の市議選後に、議会運営委員会を中心に議会基本条例策定の機運が高まり、平成21年7月には、北名古屋市議会、伊賀市議会の視察研修を実施し、丹波市議会議会基本条例素案が作成されました。  これをさらに実効性のあるものにしていくために、制定に向けた日程、策定作業や、特別委員会の設置などを検討し、平成21年12月3日の本会議において、議員9名による議会基本条例策定特別委員会を設置しました。  以来、委員会では、23回の委員会を開催し、他市の条例を参考に熱心に討議、検討を行い、委員会独自の素案を作成いたしました。素案については、7月19日発行の議会だより「たんばりんぐ」27号に、解説とともに掲載し、市民の皆さんの意見を求めました。  また、8月28日には、ライフピアいちじまにおいて、議会基本条例とは何か、そして、なぜ必要なのかをテーマとした基調講演、並びに基本条例の説明と質疑応答を行いました。  議会だより、市民説明会を通じて寄せられたさまざまな意見につきましては、特別委員会において、再度、内容の検討を行い、本日、配付いたしておりますとおりに決定いたしました。  なお、検討の中で、地方自治法第96条第2項の議決事項については、地方自治法の改正により、基本構想の議決権が7月末をもって廃止されましたが、分野別の行政計画については、事業実施に先立ち、事業計画段階より議会のかかわりは大切であるとの考え方から、議会の議決事項を拡大するものとして、整理するものであります。  本条例につきましては、当初、基本条例の中で規定しておりましたが、最終的に丹波市議会の議決に付すべき事件に関する条例として、別に定めることとし、本日、配付いたしておりますとおりでございます。  なお、この調査結果に基づき、日程第4において、「丹波市議会基本条例の制定について」、日程第5において、「丹波市議会の議決に付すべき事件に関する条例の制定について」を提案することをもって、本特別委員会の活動を終了いたします。  以上、委員会の報告、補足説明とさせていただきます。 ○議長(足立正典君) 委員長の説明は終わりました。  委員長報告に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 質疑なしと認めます。  これをもって、質疑を終わります。  質疑を終結し、これで委員会の調査報告を終わります。  ~日程第4 発議第4号~ ○議長(足立正典君) 日程第4、発議第4号「丹波市議会基本条例の制定について」を議題といたします。  議案の朗読を省略し、提案者の趣旨説明を求めます。  22番、高橋信二君。 ○議会基本条例策定特別委員会委員長(高橋信二君) (登壇) ただいま議案となっております発議第4号「丹波市議会基本条例の制定」について、提案説明を申し上げます。  既に、丹波市議会基本条例策定特別委員会の経緯につきましては、さきに報告をさせていただきました。  私たち議員は、議員自らが自らを律しつつ、この基本条例を遵守し、議会改革、開かれた議会を目指して、その責務を遂行していかなければならないと考えています。  以上、委員会報告の経緯を踏まえ、御賛同賜り、御可決くださいますようお願いし、提案説明といたします。 ○議長(足立正典君) 趣旨説明が終わりましたので、これより質疑を行います。  質疑はございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 質疑なしと認めます。  これをもって、質疑を終わります。  お諮りします。  ただいま議題となっております発議第4号については、委員会付託を省略し、直ちに採決を行いたいと思いますが、御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 御異議なしと認めます。  これより討論を行います。  討論はございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  これより、採決を行います。  採決は、起立によって行います。  お諮りいたします。発議第4号は原案のとおり、決定することに賛成の議員は、御起立願います。                  (賛成者起立) ○議長(足立正典君) 起立全員です。  したがって、発議第4号「丹波市議会基本条例の制定について」は、原案のとおり、可決されました。  ~日程第5 発議第5号~ ○議長(足立正典君) 日程第5、発議第5号「丹波市議会の議決に付すべき事件に関する条例の制定について」を議題といたします。  議案の朗読を省略し、提案者の趣旨説明を求めます。  22番、高橋信二君。 ○議会基本条例策定特別委員会委員長(高橋信二君) (登壇) ただいま議題となっています発議第5号「丹波市議会の議決に付すべき事件に関する条例の制定」について、説明を申し上げます。  既に、丹波市議会基本条例策定委員会の経緯につきましては、さきに報告させていただきました。  本条例は、丹波市議会基本条例第14条、地方自治法第96条2項の議決事項を受けての条例でございます。  御案内のように、地方自治法が改正されていますが、その大きな理由に、「地方団体の自由度の拡大を図るため」とされています。それらの観点からも地方議会の果たさなければならない責務は、ますます重大となってきています。  以上の立場から、本条例制定を提案するものです。  議員の皆さんの御賛同を得まして、可決賜りますようお願いいたしまして、提案説明といたします。 ○議長(足立正典君) 趣旨説明が終わりましたので、これより質疑を行います。  質疑はございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 質疑なしと認めます。  これをもって、質疑を終わります。  お諮りします。  ただいま議題となっております発議第5号については、委員会付託を省略し、直ちに採決を行いたいと思いますが、御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 御異議なしと認めます。  これより討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  これより、採決を行います。  採決は、起立によって行います。  お諮りいたします。発議第5号は原案のとおり、決定することに賛成の議員は、御起立願います。                  (賛成者起立) ○議長(足立正典君) 起立全員です。  したがって、発議第5号「丹波市議会の議決に付すべき事件に関する条例の制定について」は、原案のとおり、可決されました。  ~日程第6 丹波市議会議員政治倫理条例調査特別委員会報告について~ ○議長(足立正典君) 日程第6、「丹波市議会議員政治倫理条例調査特別委員会報告について」を議題といたします。  本委員会に付託しておりました丹波市議会基本条例に関する調査がまとまりましたので、調査報告書が提出されております。  最初に、丹波市議会議員政治倫理条例調査特別委員会、山下委員長の説明を求めます。  14番、山下栄治君。 ○丹波市議会議員政治倫理条例調査特別委員会委員長(山下栄治君) (登壇) 調査報告書が既に配付をされていますが、ただいま、議題になりました丹波市議会議員政治倫理条例調査特別委員会の調査研究結果を報告させていただきます。  本特別委員会は、丹波市議会議員政治倫理審査会から、平成23年1月11日付審査結果報告書において、丹波市議会議員政治倫理条例の一部条文について、「抽象的な表現があり、客観的な基準の整理が必要である」との指摘を受け、本条例の全般的な見直しのため、平成23年2月、臨時会において、9名の委員で構成する丹波市議会議員政治倫理条例調査特別委員会として、設置されました。  以降、11回に及ぶ委員会を開催し、熱心に議論を重ねてまいりました。  調査は、政治倫理審査会の指摘事項だけでなく、議員のみならず、だれにもわかりやすい内容になるよう、同条例、及び同規則の見直しと一部条文の明瞭化について、調査研究を行いました。  その成果となるものが、今、御手元に配付しております議員政治倫理条例改正案でございます。  私たち議員は、高い倫理観と深い見識によって、自ら考える明確な政治倫理に基づき、誇りと自信を持って、市政を担いながら、市民の皆さんに説明責任を果たしていくことがこれまで以上に必要になってまいります。  このような認識のもと、私たち議員と市民の皆さんとの間に改めて信頼関係が築ける改正案ができたものとして、確信をしております。  なお、後刻、本条例改正案が議決されますと、本日、施行の運びとなっております。  つきましては、本特別委員会は、この報告をもって、所期の目的は達成されたもので、ここに調査終了の報告を行いますとともに、委員各位の熱心なる御討議に対し、心から御礼を申し上げまして、政治倫理条例調査特別委員会の報告といたします。  なお、今後とも政治倫理につきましては、本条例の目的と責務を深く自覚していただき、市民と信頼関係を築けるような議員活動をお願いしたいと申し添え、補足説明とさせていただきます。 ○議長(足立正典君) 委員長の説明は終わりました。  委員長報告に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。  8番、太田喜一郎君。 ○8番(太田喜一郎君) 本条例について、質問させていただきます。  本条例の第3条第7号の改正は、「又は」を追加しただけの改正であります。そして、現行の施行規則には、第2条丹波市より助成を受けているすべての団体(下部等組織は除く)と規定され、今までに我々議員での運用解釈としては、農業協同組合、商工会、PTAなど自治法92条2項に該当する団体等はもちろんのこと、さらに自治会、各区長についても辞退をしてきた経過があります。  しかしながら、今回の条例改正によりまして、施行規則第2条では、「条例第3条第7号に規定する団体とは、丹波市に対し、補助金等の交付申請をしようとする団体」を規則で特定する内容で改正されていることとなっています。  これらから、数点の質問をさせていただきます。  まず、1点目は、この規制改正によって、対象となる団体は、どのような団体を言うのか、資料をもって説明をしていただきたいと思います。  また、2点目は、現在、市当局において、地域づくり事業が展開され、自助、共助、公助が呼ばれている中で、我々議員が倫理条例の改正によって、市民と行政の動きに逆行することにならないか、こういったことが委員会で議論されたかどうか、お尋ねをいたします。
     3点目は、倫理条例の第1条の目的では、「いやしくも自己の地位による影響力を不正に行使して自己の利益を得ることのないように必要な措置を定める」となっております。また、第2条では、「議員は市政に携わる権能及び責務を深く自覚し、地方自治の本旨に従ってその使命の達成に努めなければならない」と規定されており、これらによって、議員の倫理は十分果たせるものと考えておりますが、今回の改正で、第3条第7号は廃止すべき議論は委員会ではなかったのか、また、そのような議論があったのなら、内容等について、お聞きをいたしたいと思います。  以上、3点、よろしくお願いいたします。 ○議長(足立正典君) 14番、山下栄治君。 ○丹波市議会議員政治倫理条例調査特別委員会委員長(山下栄治君) 一応3点、今、お聞きをしました。それで、1点は、「それによって、対象の団体はどのぐらいあるのか、その資料をもって出してほしい」という話でしたけれども、一応、その資料につきましては、前、この委員会におきまして、配付をしていると思います。それで、皆さん、委員の方は持たれていると思うんですけれども、約400ぐらいの数はあったというように思っております。  それから、2番目の地域づくり事業、「今、地域づくりの中でこの形を出すと逆行するのではないか、議員の働きが逆行するのではないか」ということなんですけれども、それは、議員の責務、3番目の質問にもありましたけれども、議員の責務を十分理解していただいてやっていただければ、いろいろな方法で協力できることはあるのではないかなというように思っております。  それから、3番目の「3条7号に対する意見が出なかったか」ということなんですけれども、これは、確かにこのときに少数の意見ではありましたけれども出ました。ただ、これは、この条例の云々ということではなくて、規則の2条、そのときの団体ということに問題があるのではないかなというような形で出たというように理解をしております。  資料につきましては、前、委員会のときに、この委員会で各会派の委員代表に出てきていただいておりますので、その方々には、配付をさせていただいたと思います。 ○議長(足立正典君) 暫時休憩をいたします。                 休憩 午後2時07分                ───────────                 再開 午後2時09分 ○議長(足立正典君) 再開いたします。  14番、山下栄治君。 ○丹波市議会議員政治倫理条例調査特別委員会委員長(山下栄治君) 今、配付させてもらった資料は、これは日にちが入ってませんけれども、この委員会で配付した資料と同じ資料ですから、それだけ御理解いただきたいと思います。 ○議長(足立正典君) 8番、太田喜一郎君。 ○8番(太田喜一郎君) 今、資料配付をしていただきました。全議員に、まだ、全員目は通されていないとは思いますけれども、周知を願ったところでございます。  こういったたくさんの団体がこのように提出をされているわけでございますけれども、この団体について、委員会では、きちっと精査をされたのかどうか、それを一つお聞きをしたいのと、それから、この団体の中で一番に確認をさせていただきたいのは、それぞれの自治会の中で役職がありますけれども、例えば、農会長であるとか、子供会の会長であるとか、公民館主事であるとか、老人会の会長であるとか、そういった自治会関係の役職に対しても、この団体の長が適用されるのか、それもあわせてお聞きをしたいと思います。  それから、2点目でお聞きをしておりました市民と行政の動きに逆行するのではないかという中で、今回、ただいまも議会基本条例が制定をされました。この議会基本条例は、議会の最高規範として、第9章の中にもこの議会議員に対する倫理条例のことも書かれておるわけでございます。それとさらに、現在、住民サイドでは、住民自治基本条例が策定をされ、市長に答申をされようとされております。その中にも、議会に関することは、議会基本条例の中で定めるというようなことを定めて、住民サイドも議会に対して、かなりの関心を持たれております。  そういった二つの最高規範という条例に関して、委員会でこの倫理条例との関連の議論はされたのか、それもあわせてお聞きをさせていただきます。 ○議長(足立正典君) 14番、山下栄治君。 ○丹波市議会議員政治倫理条例調査特別委員会委員長(山下栄治君) まず、一番初めに、この相手の名簿です、それを精査をされたのかということなんですけれども、精査はしてません。  それから、自治会の行政に対する後ろ向きのことになるのではないかということなんですけれども、これもこの条例を決めたというのは、各会派からそれぞれの委員さんに出ていただいて、いろいろ話をした中で、こういうものをまとめ上げていったということで、多分この出ておられる御世話になりました委員の方にとりましても、やはり、みんなでこういうような形ではないかということでまとめ上げたんだというように理解をしていただいているのではないかと思ってます。  それから、基本条例については、話は出なかったと思います。 ○議長(足立正典君) 8番、太田喜一郎君。 ○8番(太田喜一郎君) 1点目の質問の中で、この団体については、精査をされてないと。かなりたくさんあります。そういった中で、1,000円の助成金もあります、5,000円の助成金もあります、そういった金額の団体でもこれを適用されようとしているわけですけれども、この倫理条例の目的の中には、自己の利益を得ることにならないように、してはならないということを書いているわけです。1,000円、5,000円のところで、この目的がどう考えておられるのか、お聞きをしたいと思います。 ○議長(足立正典君) 14番、山下栄治君。 ○丹波市議会議員政治倫理条例調査特別委員会委員長(山下栄治君) どう目的を考えているのかということで、一応今も話をしましたように、各会派から出ていただいて、このような形にまとめたわけですけれども、この団体につきましては、今、言われましたように、この3条の1項7号、いわゆる助成を受けている団体と、これをどのように規定をしていくんだという話の中で、では、今、出たこの団体、この人たちを規制するのかというと、これは毎年毎年変わっていくわけですから、やっぱり、限定ができないと。では、どの職がだめで、どれがいいのかということがその都度その都度、また、審議をしなければならないということになりますので、これはだれが見てもわかりやすく、補助金等を交付しようとする団体の長はいけませんというようにしておいたら、そのときの判断によってできるということで、このようになったというように私は理解をさせていただいております。 ○議長(足立正典君) ほかに質疑はございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 質疑なしと認めます。  これで、質疑を終わります。  質疑を終結し、これで委員会の調査報告を終わります。  ~日程第7 発議第6号~ ○議長(足立正典君) 日程第7、発議第6号「丹波市議会議員政治倫理条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。  議案の朗読を省略し、提案者の趣旨説明を求めます。 ○議長(足立正典君) 14番、山下栄治君。 ○丹波市議会議員政治倫理条例調査特別委員会委員長(山下栄治君) (登壇) ただいま議題となりました発議第6号「丹波市議会議員政治倫理条例の一部を改正する条例の制定について」の提案説明を申し上げます。  先ほど、丹波市議会議員政治倫理条例調査特別委員会の調査報告を行ったところではございますが、この調査結果に基づき、所要の条例改正を提案するものでございます。  主な改正点は、条例第3条第3号中の業務委託契約について、契約に限定することなく、行為全般をさすことから、「契約」の語句を削減しました。  条例第4条中の市との契約を辞退する事項に、「営利を目的とする事業に供する物品の使用貸借契約及び賃貸借契約」を追加し、遵守事項の範囲を広めました。  条例第10条2項中の必要な措置について、5項目の措置を列記し、その措置は議長が運営委員会に諮った上で講ずるということにしました。  以上が主な改正点であります。  趣旨をよく御理解いただきまして、御可決いただきますようによろしくお願い申し上げます。 ○議長(足立正典君) 趣旨説明が終わりましたので、これより質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 質疑なしと認めます。  これをもって、質疑を終わります。  お諮りします。  ただいま議題となっております発議第6号については、委員会付託を省略し、直ちに採決を行いたいと思いますが、御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 御異議なしと認めます。  これより討論を行います。  討論はありませんか。  8番、太田喜一郎君。 ○8番(太田喜一郎君) (登壇) 今回、上程されました議員政治倫理条例の一部を改正する条例の制定について、丹政クラブを代表いたしまして、反対の立場で討論をさせていただきます。  このたびの議員政治倫理条例調査特別委員会の設置については、昨年9月に設置された丹波市議会議員政治倫理審査会から、平成23年1月11日に審査結果報告書が議長あてに提出され、その中において、当審査会より、市民の信頼を回復するため、議会において、当該議員に対して必要な措置を講じるように求められました。議会は、「審査会から受けた事項を尊重し、倫理基準等に違反したと認められる当該議員に対して、市民の信頼を回復するため、必要な措置を講ずるものとする」と定めていましたが、その内容においての定めがなく、不備であることを指摘され、今回、それに対して設置されたものと理解をしています。  今回、この委員会の委員長を初め、各委員の皆様には、大変御世話になったことを感謝申し上げます。  条例の中の字句や文言の修正を初め、第10条においては、「議会は、」を「議長は、」に、「、市民の信頼を回復するため必要な措置を講ずるものとする」を「、議会の品位を守り、市民の信頼回復をするため、議会運営委員会に諮り、次の各号のいずれかの措置を講ずるものとする」に改め、同項に各号を加えられました。1号では、「議員の辞職勧告を行うこと」、2号では、「議会の役職の辞任勧告を行うこと」、3号では、「一定期間の出席自粛を行うこと」、4号では、「この条例の規定を遵守させるため警告し、誓約書の提出を求めること」、5号では、「前各号に掲げるもののほか、議長が必要と認める措置を行うこと」とされたことにつきましては、賛同するところであります。  しかしながら、条例第3条第7号の団体等の長に対しては、施行規則の第2条に定めている「(支部等下部組織は除く。)」の文言を削除し、「丹波市に対し補助金等の交付申請をしようとする団体」に改正しようとしています。結果、数多くの団体が該当することとなります。  現在、丹波市も地域づくり事業を推進していく上において、議員も一市民として、一人のリーダーとして期待される中、市民や行政から見ると逆行することになると思います。  よって、条例第3条第7号は、廃止すべきであると考えます。  私は、地元自治会において、副農会長を1期、農会長を2期務めてまいりました。これらは、高齢化とサラリーマン化した兼業農家ばかりという地域の現状があるのではないでしょうか。  今回、特別委員会において、条例の見直しが検討される中、農会長も団体の長になるとのことでありました。当初は、その任期が来るまでと猶予期間を設けられると聞いておりましたが、急遽、施行の日からとなりました。なぜ、急ぐ必要があったのでしょうか。議会は、勝手な都合だけが先走りしているのではないでしょうか。  自治会の役職は、その自治会の総会で選出をされます。やめるときにも総会の承認が必要であることは、皆さんも御承知のことだと思います。  しかし、今回は、時間的猶予もなく、区長に口頭でお願いをいたしましたが、すぐにはなかなか理解はしてもらえませんでした。議会の状況を文書で説明し、辞職願を提出し、それをもって、役員に了承をとってもらうことと、後任を自らお願いすることで交代することができました。  地域の事情、市民の声も聞かず、議会だけの都合で進めることが、本当に開かれた議会と言えるでしょうか。本条例の目的には、「市議会議員が市民全体の代表として、その人格、及び倫理の向上に努め、いやしくも自己の地位による影響力を不正に行使して、自己の利益を得ることのないように、必要な措置を定める」とありますが、農会長や公民館主事、子供会会長、老人会会長等をすれば、議員は自己の利益を得ようとされるのでしょうか。議会自らが議員の行動の範囲を狭めているのではないでしょうか。私には、理解ができません。  急ぐときは急いで、時間がかけられるときは、じっくりと議論することが最も重要ではないでしょうか。  以上、会派の意見を申し上げ、反対討論といたします。  各議員の的確な判断を御期待申し上げ、討論を終わらせていただきます。 ○議長(足立正典君) ほかに討論はございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  これより、採決を行います。  採決は、起立によって行います。  お諮りいたします。発議第6号は原案のとおり、決定することに賛成の議員は、御起立願います。                  (賛成者起立) ○議長(足立正典君) 起立多数です。  したがって、発議第6号「丹波市議会議員政治倫理条例の一部を改正する条例の制定について」は、原案のとおり、可決されました。  ~日程第8 決議第3号~ ○議長(足立正典君) 日程第8、決議第3号「市公共工事に係る調査特別委員会の調査経費の追加に関する決議」についてを議題といたします。  本件については、足立一光君、及び岸田昇君は、地方自治法117条の規定に該当し、除斥されますので、退場を求めます。              (足立一光議員、岸田昇議員退場) ○議長(足立正典君) 暫時休憩をいたします。                 休憩 午後2時27分                ───────────                 再開 午後2時28分 ○議長(足立正典君) 再開いたします。  議案の朗読を省略し、提案者の趣旨説明を求めます。  10番、西本嘉宏君。 ○市公共工事に係る調査特別委員会委員長(西本嘉宏君) (登壇) ただいま、議長の許可をいただきましたので、決議第3号を提案したいと思います。御手元の資料でありますけれども、10ページ、決議第3号「市公共工事に係る調査特別委員会の調査経費の追加に関する決議」について。  上記の議案を別紙のとおり、地方自治法第110条第5項及び丹波市議会規則第14条第2項の規定により、提出いたします。  平成23年9月29日提出。  提出者、市公共工事に係る調査特別委員会委員長、西本嘉宏でございます。  11ページ、決議第3号「市公共工事に係る調査特別委員会の調査経費の追加に関する決議」。  市公共工事に係る調査特別委員会の調査経費(平成23年7月29日、議決額10万円以内)に、110万円を追加する。以上のとおり、決議する。  以上でありますが、この決議について、提案理由を申し上げたいと思います。  本委員会の調査経費は、平成23年7月29日の臨時会で10万円以内と決議されていますが、今後、調査を進めるためには、不足となる見込みであり、調査費用110万円以内として追加するものであります。  趣旨を御理解の上、よろしく審議を賜り、御可決いただきますよう、お願い申し上げます。
     以上でございます。 ○議長(足立正典君) 趣旨理由の説明は終わりましたので、質疑を行います。  質疑はございませんか。  23番、堀幸一君。 ○23番(堀幸一君) 今、委員長から決議第3号の趣旨説明があったわけでございますけれども、臨時会で10万円の決議をして、この定例会で110万円ということでございますけれども、10万円の支出の現状はどういうようになっていますか。 ○議長(足立正典君) 10番、西本嘉宏君。 ○市公共工事に係る調査特別委員会委員長(西本嘉宏君) ただいま、堀議員からの質疑でございますが、現状は証人の費用弁償、これに大体4万1,000円、それから、委員の費用弁償に2万4,000円、それから、実際はコピー用紙とか、あるいはその資料を印刷するのにコピーなどなど使っております。また、会議録の反訳委託料なども実際は使っておりますけれど、支払いはこれからということで、一括委託になってますので、議会事務局のほうから後日支払いになってますので、現状としては6万5,000円支出したことになります。  今、追加を願っているのは、その後、これから必要になる、もう既に資料は出させていただいておりますけれど、その分とか、資料の印刷費、それから、会議の反訳委託料もこれもつまり、議事録でございますが、この議事録をもとに次の委員会の審議をしていかなければなりませんので、これも早急に反訳委託もしていかなければならないということから、こういうふうな経費も相当かさむというふうな事務局の説明もございましたので、今回、はるかに10万円を超えてしまいますけれど、110万円以内ということで、最終的にはどういう金額になるかはまだ、わかりませんけれど、今回、そういう形で試算をして、提案させてもらっているようなことでございます。  以上です。 ○議長(足立正典君) 23番、堀幸一君。 ○23番(堀幸一君) 今、委員長から説明もらったんですけれど、費用弁償が4万1,000円、それから、委員の費用弁償が2万4,000円、6万5,000円を確定しているような形ですか。あと、反訳料だとか、いろいろということなんですけれど、予算の範囲内で支出ということで、支出負担行為の関係があるわけでございますけれども、そういうことにつきましては、やはり、予算の範囲内で支出負担行為をして、仮に、きょう、提案されて、議決があって、それから発注されるなら、それはわかりますけれど、事前にそういう形をとられているというのは、ちょっと、100条の11項に抵触するのではないかとそういうふうに思うわけでございますが、委員会の今後の進め方とどのようにされるのか、あわせて今、申し上げました支出負担行為との考え方について、お尋ねをいたしたいと思います。  というのは、何でそういうことを言うかといいましたら、予算枠がないのに発注したら、この100条11項に抵触するのではないかと話をしたわけですけれど、市の財務規則にも、48条ですか、そういう形で支出負担行為と支出決定というのは、今、兼ねて出されているというような形をそういうように掌握をしているんですけれど、委員長は、どういうような解釈をされているかという。 ○議長(足立正典君) 10番、西本嘉宏君。 ○市公共工事に係る調査特別委員会委員長(西本嘉宏君) まず、最初に本調査委員会、100条調査委員会の経費の考え方でございますが、これは、臨時議会で議員提案で議決されたものですから、当初予算にはもともとないものですから、予算の枠の話ではありません。  したがって、この委員会の調査経費の額は、これから行われる100条委員会の経費を想定して議決されたものでありまして、あくまでも想定の範囲内で、見込みの計上にならざるを得ないというのが、この特徴でございます。  それで、今、先ほど申し上げましたように、当初のときには10万円以内ということでございますが、あくまでも想定でありまして、微々に細に、あるいは100条であれば、証人喚問、証人尋問があるんですが、この人数とか、その回数とか、それから、それに基づくまた、委員会の開催日とか、それから、資料の大小によっても、当初とは大幅に変わってくる場合がございます。  ただ、したがって、今回は、新聞でも報道されたように、10人の証人喚問で、そういった相当な分厚い資料がコピーだったと印刷されてますので、想定外の金額になったようなことであります。  それで、110万円ということでございますけれども、予算の範囲内、枠内かどうかということですけれど、これは議会費の中での枠内でありまして、議会費は、もう110万円以上がございます、反訳費用も当然、委託料も一応試算では、79万3,000円、110万円のうち、大方80万円はこの反訳費なんです。これも一応今の議会費の中では、十分枠の中にはあるということでございまして、その議会費大枠の中の100条の委員会の限度額ということでございますので理解をいただけたらと思います。  ちなみに、この決議案は、百条委員会で起きまして、百条委員会の議決をもって、この決議案として出すということになりますので、委員会では、9人全員一致で、私を除いて8人全員一致で、一応議決を提案するということになったことを申し添えておきたいと思います。  以上です。 ○議長(足立正典君) 23番、堀幸一君。 ○23番(堀幸一君) 3回目になりますので、ちょっと今、委員長が説明されましたのは、予算は流用して云々というような形だったと思うんですけれど、100条11項には、初め10万円ですわね、「10万円の額を超えて、経費の支出を必要とするときには、さらに議決を得なければならない」という形が明記されているんです。それから言ったら、ちょっと解せないなという形をとります。初めの見込み違いということがあるのではないかと。委員長の見解を聞きたい。 ○議長(足立正典君) 10番、西本嘉宏君。 ○市公共工事に係る調査特別委員会委員長(西本嘉宏君) これは、私の見解というよりも、委員会の見解としてお聞きいただきたいんですけれど、結局、その流用とかいうことではなくて、これはあくまでも突発的に起こった委員会ですから、最初から証人喚問が何人とか、それから、委員会の日程が何日とか、それから資料が幾らあるとか、全くわからない状況で、まずは、10万円ということで提案者は概算を出されてたと思います。  したがって、今、言われたように流用とか言われますけれど、この行政実例といいますか、それによりますと、該当する費目に十分な予算がない場合は、費用の流用、また、予備の流用より、措置することもできるということも明記してありますので、今のところは、議会費の予算内で賄えるということで、決して、この110万円を追加して、最初、110万円といいましたけれど、120万円以内なんですね、10万円と110万円ですから全体としては、120万円以内となりますけれども、これは、以内ですので、これが審査の状況によっては、80万円になるのか、90万円になるのか、60万円で終わるのか、これがちょっとこれからの審議の経過を見定めなければならないということで御理解いただきたいというふうに思います。  以上です。 ○議長(足立正典君) ほかに質疑はございませんか。  17番、足立修君。 ○17番(足立修君) この件につきましては、一番初め、この百条委員会が提案されました時期にも私は反対しましたけれども、「これは、当面議会で百条委員会をつくって、調査すべき案件ではない。」というふうに申し上げました。  今、堀議員のほうからもいろいろとありましたけれど、私はそういう視点ではなく、こういう公共工事に不正が見込まれるから、250万円か、300万円ぐらいの事業ですね、それに120万円も調査費をかけて、本当に調査しなければならないほんとのそういう不正があるんですか。私は、今、それを調査しているといわれるけれど、市民から見たら、「議会は何をやってるんだ。」と、二人の議員を今、退席させてやっているという、これはほかの倫理であるとか、監査のほうでやるべき事業であって、今後、これでまた、百条委員会でこれ以上継続して続ける案件なんですか。 ○議長(足立正典君) 10番、西本嘉宏君。 ○市公共工事に係る調査特別委員会委員長(西本嘉宏君) これは、足立議員の意見だと思いますが、これは一応議会で議決されましたので、それを私はその中の委員長として選ばれましたので、全体の意見を聞きながら、そして、粛々と進めていく以外に今のところはお答えのしようがありませんので、これは、あとは皆さんの御判断ということでお願いしたいということです。 ○議長(足立正典君) 17番、足立修君。 ○17番(足立修君) 意見になってしまうかもしれませんけれど、西本議員は委員長としてなんだけれど、私は一般の市民として、議会のこういうあり方については、非常に批判もあるというふうに思いますので、ここは議員の皆さん方、この追加でこれだけの支出するということは、考え直していただきたいというふうに思います。 ○議長(足立正典君) 意見でよろしいか。  ほかに質疑はございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 質疑なしと認めます。  これをもって、質疑を終わります。  お諮りします。  ただいま議題となっております決議第3号については、委員会付託を省略し、直ちに採決を行いたいと思いますが、御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 御異議なしと認めます。  これより討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  これより、採決を行います。  採決は、起立によって行います。  お諮りいたします。決議第3号は原案のとおり、可決することに賛成の議員は、御起立願います。                  (賛成者起立) ○議長(足立正典君) 起立多数です。  したがって、決議第3号「市公共工事に係る調査特別委員会の調査経費の追加に関する決議」については、原案のとおり、可決されました。  ここで、足立一光議員、岸田昇議員両名の入室を許可します。              (足立一光議員、岸田昇議員入場) ○議長(足立正典君) ここで暫時休憩をいたします。                 休憩 午後2時43分                ───────────                 再開 午後2時44分 ○議長(足立正典君) 再開をいたします。  ~日程第9 意見書第1号~ ○議長(足立正典君) 日程第9、意見書第1号「人工透析治療体制の確立を求める意見書」を議題といたします。  提出者の趣旨説明を求めます。  18番、大木滝夫君。 ○18番(大木滝夫君) (登壇) ただいま、議題となっております「人工透析治療体制の確立を求める意見書」につきまして、提案理由の説明をさせていただきます。  市内腎疾患患者の皆様につきましては、命をつなぐため、週3回、1回当たり4時間、5時間の人工透析治療が必要であり、年間約150回余りの通院治療が欠かせません。  既に、市におきましては、通院費助成金の交付をいただいておるところでありますけれども、いまだ、さまざまな経済的・精神的負担がのしかかっております。  また、県立柏原病院においての透析治療は、平成21年3月より閉鎖をされており、導入治療や入院につきましては、神戸市、大阪市など、市外病院に頼らざるを得ない状況があります。  また、このたびの東日本大震災におきましては、大災害を辛うじて生き延びながら、避難先におきまして、十分な治療を受けることができず、命を落とされた方もあると聞いております。  このような緊急時を想定いたしますと、どうしても丹波圏域での治療再開は、必要不可欠と考えられるところでございます。  現状を打開し、患者、及び家族の皆様の負担を軽減し、人工透析患者の命を守るための意見書の提出につきまして、議員各位の深い御賛同をお願いするものであります。  よろしく御理解のほどお願いを申し上げ、提案理由の説明といたします。 ○議長(足立正典君) 趣旨説明が終わりました。  質疑を行います。  質疑はございませんか。  5番、奥村正行君。 ○5番(奥村正行君) その今の意見書の説明で、もしわかったら、透析患者数と、それから、シャント導入というんですか、それの手術が遠方のほうで今、行かれているという提案理由をいただいたんですけれども、そのシャントの導入のそういう手術というんですか、大体年間にどれぐらい丹波市内の方で受けられているのかというのがわかったら、教えていただきたいと思います。 ○議長(足立正典君) 18番、大木滝夫君。 ○18番(大木滝夫君) 患者さんの数は、平成21年度ですか、市のほうが把握しておられる方は138名と聞いております。しかしながら、その市外へ出ておられる方に関しましては、すべて市のほうも把握されておらない部分もあるように聞いております。  それから、そのシャント技術というのは、私もちょっとこの間から聞かせてもらったところで、はっきりしたことはわからないんですけれども、特に導入時といいますか、一番最初あたりに合併症があったりとか、いろいろなそれぞれの患者さん、事情が違いますので、それによって、専門医の方の治療を受けなければならないということがあるようでございます。 ○議長(足立正典君) 5番、奥村正行君。 ○5番(奥村正行君) そしたら、患者さんは、平成21年度ですけれども138名と今、言われたのは、市内にかかっておられる患者数が138人ということで理解させてもらって、あと、西脇市とかでも透析されているところを私も知っているわけですけれども、その分は入っていないということなのかということと、それとシャントの手術というのは、今、受けられている方は、ここにシャントを入れられておりますけれども、それは一度入れられたら、どれぐらいもつものなのかとか、それもわかりませんか。 ○議長(足立正典君) 18番、大木滝夫君。 ○18番(大木滝夫君) 初めの人数につきましては、今、奥村議員が言われたと思うんです。私も詳しいことまでわかりませんので、そのぐらいの答弁でこらえてほしいと思うんですけれど。  それから、その導入技術のほうにつきましても、先ほどの説明ぐらいで勘弁をいただきたいと思いますけど。 ○議長(足立正典君) ほかに質疑はございませんか。  2番、林時彦君。 ○2番(林時彦君) ちょっと質疑らしい質疑ではないんですけれど、これ、「意見書第4号」と言われたんですけれど、このこっちには、「意見書第1号」と書いてあるんです、こっちにもらった冊子になってるほうは。それを一言ちょっと言っておくのと、あと、もう1個だけ質疑をさせてほしいんですけれども、私は、丹波市内で人工透析ができる状態にあるという病院があるというように認識していたんですけれど、この意見書によりますと、「市外の病院に頼らざるを得ない」と書いてあるので、市内ではできないのかな、そのシャント何とかというのを私も初めて見まして、そういうことについては、市内ではできないのかなというふうにこの文書はとれるんですけれど、そのことだけちょっと聞いておきたいなと。 ○議長(足立正典君) 18番、大木滝夫君。 ○18番(大木滝夫君) 勉強不足でわからないんですけれど、とりあえず市内ではできない技術ではないかというように聞いているんですけれど、それもはっきり私もわからないんですけれど。 ○議長(足立正典君) 事務局長。 ○事務局長(拝野茂君) 大変失礼いたしております。  日程表をごらんいただきますと、日程第9のところ、「意見書案第4号」となっております。そして、御手元の議案書の中の12ページ、これにつきましては、「意見書案第1号」となっておりまして、この「第1号」と表示いたしているところが正しくは「第4号」ということで、ただいま、事務局のほうで差しかえの部分を印刷いたしておりますので、後ほどまた、御手元にお届けしたいと思います。 ○議長(足立正典君) ほかに質疑はございませんか。  6番、田口勝彦君。 ○6番(田口勝彦君) 趣旨はある程度わかるんですけれども、今、出てましたように、このシャント造設術ですか、これが市内でできるかできないかというのもわからないということであれば、その辺もちょっと明確にしないといけないなと思いますのと、これ、丹波市議会からこの知事に出すのに対して、民間の透析を扱っていただいている病院もあるわけです。議会として、こういう部分を出すことが、ほんとに正しいことなのか。逆に言ったら、地域医療の充実、特に透析等ということで出さないと、やっぱり、民間で一生懸命今、何とかやろうという方で、まして、このシャント造設術か、これができるいうようなことがあったりしたら、やっぱり、その辺が私はもう少し出すのであれば、地域医療の充実的な意見書にすべきではないかなと。やっぱり、今現在、やっておられる、また、現在、そういう補助をもらって市外へ出ておられる患者さんたちもおられる中で、ほんとにこういうことがいいのかどうかということについて、お聞きします。 ○議長(足立正典君) 18番、大木滝夫君。 ○18番(大木滝夫君) おっしゃるとおりです。  市内でされている、済む方がおられます。しかし、市外へ出ないと受けられない方もあるんです、症状で。その方は、私の村にも一人おられますけれど、神戸のほうへ毎週通っておられます。それが、泊りがけで行かなければならないと。それが柏原病院で受けられたら、そんな経済的にも負担が少なく済むということもお聞きをいたしております。
     ただ、地域医療全体を前にも意見書も出しましたけれども、しかしながら、こうして、私は1点でもやはり、困っておられる方がございましたら、この点だけでも意見書を出すことに関しては、私はどうか皆さん方の御賛同をいただきたいと思うんですけれども。 ○議長(足立正典君) 6番、田口勝彦君。 ○6番(田口勝彦君) わかるんですけれども、やはり、今、そうして、民間で開業医の方がやっておられるという部分もあるわけです。そういうところにも、「ある程度充実してください。」というような全体的な部分だったら、議会がやるということに対してはわかります。  やはり、この部分だけを議会でやるということに対しては、私はもう少し地域医療という部分でやるべきではないかなと思うんですけれど。提案者の考え方を再度お聞きします。 ○議長(足立正典君) 18番、大木滝夫君。 ○18番(大木滝夫君) それは先ほども申しました。市のほうも通院の支援はしていただいておるんです。  しかしながら、それ以上に市外へ出て、非常に経済的に負担がある方があるということで、そのことに対してお願いをしているわけでございますので、それを私はどうか御理解をいただきたいと思うんですけれど。                 (発言する者あり) ○議長(足立正典君) 暫時休憩をいたします。                 休憩 午後2時56分                ───────────                 再開 午後3時10分 ○議長(足立正典君) それでは、再開をいたします。  18番、大木滝夫君。 ○18番(大木滝夫君) 失礼いたしました。  シャント技術につきましては、市内ではできないということでございます。 ○議長(足立正典君) 事務局長。 ○事務局長(拝野茂君) 先ほど議案書のほうの意見書の番号が違っているということをお伝えしましたが、先ほど事務局からお配りしましたように、日程表の日程第9の「意見書4号」、こちらのほうが誤りで、これが「1号」ということで今、御手元にお配りしましたとおりでございます。大変失礼しました。 ○議長(足立正典君) ほかに質疑はございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 質疑なしと認めます。  ただいま、議題となっております意見書第1号については、委員会付託を省略し、直ちに採決を行いたいと思いますが、御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) これより討論を行います。  討論の通告がありますので、発言を許可します。  19番、木戸せつみ君から賛成討論の通告がありますので、許可いたします。  19番、木戸せつみ君。 ○19番(木戸せつみ君) (登壇) 意見書第1号につきまして、賛成のところから討論させていただきます。  腎疾患患者は、人工透析を週3回、1回につき四、五時間の透析治療が必要であり、国は難病の特定疾患に指定しており、年間150日の通院透析治療をしないと、生命、命を長らえることはできません。しかし、通院して透析ができる場は、市内に1カ所しかありません。  さらに、平成23年8月24日、兵庫県腎友会丹波ブロック芦田内科、腎友会会長大畠和子氏より「人工透析治療通院費助成事業等に関する要望書」が提出されており、それには、次のようにあります。  兵庫県立柏原病院での透析治療につきましては、平成21年3月より閉鎖されております。  現状は、シャント造設術、入院、導入治療を市外の病院、西脇市、神戸市、大阪市などに頼らざるを得ません。  よって、兵庫県立柏原病院の透析治療の早期再開と充実、専門医の確保について、多くの透析患者が望んでおります。  よって、要望項目としまして、人工透析治療通院費助成事業の見直しの要望、通院支援にかかわる介護保険特別移送の助成の見直しの要望、そして、兵庫県立柏原病院の透析治療の早期再開と充実、専門医の確保についての要望、このような要望書が出ております。  よって、県立柏原病院で透析治療を再開していただくため、同病院に専門医師と治療機器の充実を求める意見書の提出につき、賛成いたします。 ○議長(足立正典君) 19番、木戸せつみ君の賛成討論は終わりました。  通告による討論は終わりました。  ほかに討論はございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  意見書第1号「人工透析治療体制の確立を求める意見書」の採決を行います。  採決は、起立によって行います。  お諮りいたします。意見書第1号は原案のとおり、可決することに賛成の議員は、御起立願います。                  (賛成者起立) ○議長(足立正典君) 起立全員です。  したがって、意見書第1号「人工透析治療体制の確立を求める意見書」は、原案のとおり、可決することに決定いたしました。  ただいま、市長から議案第120号「平成23年度丹波市一般会計補正予算(第5号)」が提出されました。  これを日程に追加し、追加日程第1として議題にしたいと思います。  御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 御異議なしと認めます。  議案第120号を日程に追加し、追加日程第1として議題とすることに決定いたしました。  追加議事日程及び議案書を配付いたします。  暫時休憩をいたします。                 休憩 午後3時16分                ───────────                 再開 午後3時18分  ~追加日程第1 議案第120号~ ○議長(足立正典君) 再開いたします。  追加日程第1、議案第120号「平成23年度丹波市一般会計補正予算(第5号)」を議題といたします。  議案の朗読を省略し、提案説明を求めます。  市長。 ○市長(辻重五郎君) (登壇) ただいま議題となりました議案第120号「平成23年度丹波市一般会計補正予算(第5号)」につきまして、提案の概要を御説明申し上げます。  今回の補正予算は、台風12号、及び15号による災害対応、災害復旧等に要する経費を追加計上させていただきます。  歳入では、災害復旧費に係る特定財源と財政調整基金繰入金を追加計上いたすものでございます。  歳出では、災害対応のための人件費や災害復旧等に要する事業費を追加計上いたします。  補正額は、歳入歳出ともに7,110万円を追加をし、予算総額を363億3,976万4,000円とするものであります。  それでは、歳入の主な内容について、もう少し詳しく御説明を申し上げます。  まず、12款の分担金及び負担金では、農林水産業費分担金で、災害復旧事業に係る分担金として、1,255万円を追加いたします。  次に、14款の国庫支出金の国庫負担金では、災害復旧費国庫負担金で、農林水産業施設災害復旧事業国庫負担金として、2,025万円を追加いたします。  次に、18款繰入金の基金繰入金では、財源調整のため、財政調整繰入金で3,580万円を追加いたします。  次に、21款の市債では、災害復旧債の農林水産業施設災害復旧債で250万円を追加計上いたします。  以上、歳入の主な補正内容となっております。  次に、歳出の主な内容につきまして、御説明申し上げます。  まず、2款の総務費の総務管理費では、一般管理費の職員人件費で管理職員特別勤務手当を50万円追加し、災害対策費の職員人件費では、時間外勤務手当で1,200万円を追加いたします。  次に、4款衛生費の清掃費では、清掃総務費で災害に伴う、し尿収集運搬手数料補助金を15万円追加をいたします。  最後に、11款の災害復旧費の公共土木施設災害復旧費では、道路橋りょう災害復旧費の現年発生分道路橋りょう災害復旧事業で、災害応急業務委託料を300万円、河川災害復旧費の現年発生分河川災害復旧事業で災害応急業務委託料を400万円、それぞれ追加をいたします。  また、農林水産業施設災害復旧費では、農地の災害復旧費の現年発生分農地災害復旧事業で工事請負費、及び農地災害復旧事業補助金を323万円、農業用施設災害復旧費の現年発生分農業用施設災害復旧事業で工事請負費、及び農業用施設災害復旧事業補助金を1,900万円、林業施設災害復旧費の現年発生分林業施設災害復旧事業で調査委託料、工事請負費、及び林道災害復旧事業補助金2,922万円、それぞれ追加をいたします。  以上が今回の一般会計補正予算(第5号)の概要でございます。  何とぞよろしく御審議を賜りまして、御可決いただきますようにお願いを申し上げ、提案理由の説明とさせていただきます。 ○議長(足立正典君) 提案理由の説明は終わりましたので、これより質疑を行います。  質疑はございませんか。  10番、西本嘉宏君。 ○10番(西本嘉宏君) 今、市長のほうから提案がございましたように、台風12号と15号の災害にかかわる補正予算で、緊急を要するものだと思います。  そこで、いろいろ詳しく説明がございましたが、説明を聞くと、現年発生分で道路橋りょう関係、それから河川災害関係、農地、農業用施設、林業施設、林道、こういうふうな災害に対する対応ということになってますが、実際上、この台風12号、15号でここに計上された件数、及びその地域等々、もしわかれば、件数でお願いしたいのと、議長に申し上げたいんですが、これ、一覧表、この補正予算における箇所の場所等についての一覧表があれば、資料として提出をいただきたいんですが、いかがですか。  最初、件数でまず、お願いします。 ○議長(足立正典君) 産業経済部長。 ○産業経済部長(近藤俊幸君) それでは、農業災害、農林業災害のほうにつきまして、件数と場所を説明させていただきます。  まず、農地災害復旧でございますが、全部で9カ所でございます。そのうち、1件が本災という格好で工事請負のほうを上げております。  場所につきましては、1件は市島地域でございます。あとの8件につきましては、青垣、市島方面でございます。  次に、農業用施設の災害復旧事業でございますが、これにつきましては、全部で13カ所でございます。そのうちの1件を本災害のほうに上げております工事請負のほうに上げております。その場所につきましては、氷上地域でございます。それ以外につきましては、青垣、山南、氷上でございます。  農林業災害の復旧事業でございます。これにつきましては、全部で林道で12カ所でございます。そのうち本災は3カ所で、工事請負のほうに上げております。その3カ所につきましては、氷上地域でございます。残りの9カ所につきましては、山南、氷上、青垣でございます。  それとあと、作業道がこの中にはございまして、作業道が5カ所上げております。作業道につきましては、山南、青垣、氷上でございます。  以上でございます。 ○議長(足立正典君) 建設部長。 ○建設部長(大隅保夫君) このたびの災害、平成23年9月2日から4日にかけましての台風12号と、9月20日から21日にかけましての台風15号でございますが、公共土木施設災害につきましては、主な被災が台風12号でございます。  被災箇所の主なところは、台風12号の場合は、丹波市の西部に非常に雨が集中いたしておりまして、青垣地域、それから、氷上、山南地域で被災箇所が発生いたしております。  今回の補正をお願いいたしております公共土木施設災害復旧費につきましては、補正前に当初予算で応急対応といたしまして、災害応急業務委託料を予算化させていただいておりましたので、この費用、予算を使いまして、道路の土砂の除去、それから河川の閉塞した土砂の除去、こういった応急対応を既にとらせていただきました。その件数は、道路で7件、河川で10件でございます。  こういったことで、当初予算に計上させていただいておりました額を使い切りましたので、今回、補正をお願いしておりますのは、一時期の出水、それから次期の災害に備えてのこの応急対応業務ということで、700万円を補正をお願いいたしておるということでございます。
     本復旧につきましては、現在、国の公共土木施設災害復旧事業国庫負担法の適応を受けるべく、事務を進めております。  今後、国の災害査定を受けまして、工法とかその規模、事業費、それから財源の確保、こういったものを確定いたしまして、その後、本復旧に向けての予算措置をお願いいたすことになってまいります。  本復旧の被災状況といたしましては、主なものが道路で6件、河川で15件ございまして、被災総額は約1億円でございますが、現在、その国庫負担法の適応に向けての事務を進めているという状況でございます。  以上です。 ○議長(足立正典君) 資料ですけれども、産業経済部、並びに建設部長にお願いします。今、言われましたところの一覧表を出せますか。後刻でも結構ですので。きょう、議員総会ありますので、そこで出せますかと今、言っているんです。                 (発言する者あり) ○議長(足立正典君) 暫時休憩をいたします。                 休憩 午後3時30分                ───────────                 再開 午後3時53分 ○議長(足立正典君) 再開いたします。  10番、西本嘉宏君。 ○10番(西本嘉宏君) 資料のほう、ありがとうございました。  そこで、歳入の関係で、7ページ、事項別明細、分担金のところでありますが、ここに農地、農業用施設災害復旧事業分担金、林業施設災害復旧事業分担金、つまり、関係の地域から分担金が納められるということになりますが、これはどのようにどの部分でどの割合でこの分担金というのが出てきているのかということです。  なぜかというと、先ほどの資料もありますけれど、これ、例えば、田の土砂の流入で、農地ですけれども、被害想定額、想定被害額という「想定」となってます。金額がまだ確定されてないという状況の中で、分担金というのは、この項じゃないんですか、関係ないんでしょうか。その辺をお聞きしてます。 ○議長(足立正典君) 産業経済部長。 ○産業経済部長(近藤俊幸君) ただいまの御質問でございますが、まず、分担金につきましては、災害の暫定法に基づく補助率というのがございます。  そういった中では、農地、農業用施設の農地につきましては、国、市を除きまして、地元の分担金は40%でございます。また、施設につきましては、15%、林道につきましては、50%でございます。  そういった中で、これから査定を受けていくわけでございますが、こちらが概算で出した分につきまして、事業費として積算をした分を今回は、分担金の中に計上しているところでございます。 ○議長(足立正典君) 10番、西本嘉宏君。 ○10番(西本嘉宏君) これは、一定の割合に基づいて、被害総額、想定の枠の中で出されたということですが、40%、50%というふうな分担金になると、なかなか激甚地指定ではないので、特別措置がないということは思いますけれど、従来、通常の分担金よりは、やっぱり、災害ということで、これを軽減するというふうな方法はないんでしょうか。 ○議長(足立正典君) 産業経済部長。 ○産業経済部長(近藤俊幸君) この分担金につきましては、市が持っております災害復旧事業分担金徴収条例、それに基づきまして、予算を上げておるところでございます。  なお、今後、台風の12号につきましては、新聞等でも激甚のような報道もあったような中で、今後、もう少し詳細を把握しながら、査定等を受けていく中でそういったことになりましたら、補助率が上がってくるというところでございますが、現在のところは、明確ではございませんので、基準額どおりの予算計上をしているところでございます。 ○議長(足立正典君) ほかに質疑はございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 質疑なしと認めます。  これをもって、質疑を終わります。  お諮りします。  ただいま議題となっております議案第120号については、委員会付託を省略し、直ちに採決を行いたいと思いますが、御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 御異議なしと認めます。  これより討論を行います。  討論はございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  これより、採決を行います。  採決は、起立によって行います。  お諮りいたします。議案第120号は原案のとおり、可決することに賛成の議員は、御起立願います。                  (賛成者起立) ○議長(足立正典君) 起立全員です。  したがって、議案第120号「平成23年度丹波市一般会計補正予算(第5号)」は、原案のとおり、可決することに決定いたしました。  ただいま、高橋議員から、決議第4号「光回線の整備についての要望書」が提出されました。  これを日程に追加し、追加日程第2として議題にしたいと思います。  御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 御異議なしと認めます。  決議第4号を日程に追加し、追加日程第2として議題とすることに決定いたしました。  追加議事日程及び議案書を配付いたします。  暫時休憩をいたします。                 休憩 午後3時58分                ───────────                 再開 午後3時59分  ~追加日程第2 決議第4号~ ○議長(足立正典君) 再開いたします。  追加日程第2、決議第4号「光回線の整備についての要望書」を議題といたします。  提出者の趣旨説明を求めます。  22番、高橋信二君。 ○22番(高橋信二君) (登壇) ただいま、追加日程として取り上げていただきました「光回線の整備についての要望書」につきまして、提案説明をいたしますが、要望書案を読み上げまして、提案説明にかえさせていただきます。  光回線の整備についての要望書。  光回線などによる通信情報の整備、高速化につきましては、日頃より格段の御高配を賜り、厚く御礼申し上げます。  近年の情報化技術の進展には目覚ましいものがあり、社会福祉や住民サービスの向上に大きく貢献していることを十分に認識しているところであります。  丹波市においてもイントラネットの導入を初め、近くにはデマンドタクシーのシステムに最新の技術が導入され、行政サービスをはじめとする住民の利便性の向上に大きく寄与しているところです。  しかし、丹波市民が享受できる情報化技術には、地域によって光サービスを受けられないなど、大きな情報の地域格差があることも現実であります。  今や国内外を問わず、情報量処理機能の優劣は、企業にとっての存亡に係る大きな影響力を持っています。光回線未整備地域には工業団地もあり、この地域の企業の展開や市が行っている企業誘致にとっての大きな障害となり地域の経済的発展、活性化にも大きく影響を及ぼしています。  また、同地域に生活する住民にとっても、インターネットによる不便さを痛感し、できるだけ早期の光サービスの提供を待ち望んでいます。  つきましては、光回線の整備とそれに伴うサービスの提供が一日も速く実現し、地域の発展と住民サービスの向上が図られるよう取り計らいくださいますことを要望いたします。  平成23年月日。  西日本電信電話株式会社兵庫支店。  支店長、福元秀則様。  兵庫県丹波市議会議長、足立正典。  以上でございますが、どうか賢明な議員の皆さんの御賛同によりまして、要望書が可決され、提出されることを切にお願いいたすところでございます。  また、当局におかれましても、この意を十分におくみとりいただき、さらにこれの実現に向け、御尽力を賜りますことを強く望むものでございます。  以上、提案説明とさせていただきます。 ○議長(足立正典君) 趣旨説明が終わりました。  質疑を行います。  質疑はございませんか。  5番、奥村正行君。 ○5番(奥村正行君) 今、提案説明をいただきまして、光回線は丹波市全域に整備されることを一日でも早く私も願っているわけですけれども、この中にありますように、「光回線未整備地域には工業団地もあり、この地域の企業の展開や市が行っている企業誘致にとって、大きな障害となり地域の経済的発展、活性化にも大きく影響を及ぼしています。」とまさに言われるとおりだと思うんです。  それで、この光回線には、NTTとあともう1者、民間にはあるんですけれども、もう一つはeo光でありますけれども、そのほうはまだ柏原と氷上町の一部ですか、その分が網羅しているだけで、NTTよりもまだ普及率は小さい地域となっているとは思うんですけれども、2年ほど前だったかと思うんですけれども、市の下水道の集中管理の関係のシステムの入札においても、それは関電の関係の会社が入札を請け負ってやっているわけです。そこは春日ですので、関電が請け負ってますけれども、NTTの回線を使っているように聞いております。  結果的に、今、集中管理が当局との考え方でできているというふうにとられる場合と、それは一括管理になってないというふうなこともあるんですけれど、というふうに私たちが思う部分、解釈の違いかもしれませんけれども、そういうような状態が起きてますので、NTTに出されるのも、当然、これで私はそれでいいと思うんですけれども、そのときに関電のほうにも一緒に出すというようなことは、考えになっておられなかったのか、それをちょっと聞きたいと思います。 ○議長(足立正典君) 22番、高橋信二君。 ○22番(高橋信二君) 確かに今、ケイ・オプティコムという会社が一方では光サービスを提供しているということはあります。  私は、この考え方をどうしてNTTに絞ったかといいますと、汎用的に電気通信を大きく取り扱っているNTTの会社に対して、まずは要望を出すべきではないかということを考えまして、そういうつもりでこの要望書をまとめました。 ○議長(足立正典君) 5番、奥村正行君。 ○5番(奥村正行君) 提案者の考え方は、今、述べてもらいましたので、それでわかりましたんですけれども、私の考えとしては、もう1者の民間のほうは、テレビ回線もあるわけです。難視聴対策にもなると思いますし、そこら辺も考えるべきではないかということだけ申し述べたいと思います。 ○議長(足立正典君) ほかにございませんか。  6番、田口勝彦君。 ○6番(田口勝彦君) 同じ会派から同じようなことになるとは思うんですが、基本的にこの「社会福祉や住民サービスの向上に大きく貢献していることを十分認識している」という部分で、先ほどから出ましたように、ほかにも企業として、光回線をやっているところがあるんだと。そうなれば、今のあれでは、「大きく取り扱っているNTTに対して、まず、要望すべきだ。」ということですが、議会として出す以上、やはり、そういう参入して、丹波市内でやっているところに対して、どちらの企業であろうとも、やっぱり、網羅できるようにやってほしいという要望を出すのが私は当然でなかろうかと思うんですが、提案者の考え方を再度、お聞きします。 ○議長(足立正典君) 22番、高橋信二君。 ○22番(高橋信二君) 再度、お答えしますけれども、一番大きな電気通信技術、IT技術を市内に設備として持っている大きな設備産業であるNTTということが私の頭にありましたので、それのほうが実現しやすいのでないかという考え方をもって、こういう文書を書いたわけでございます。 ○議長(足立正典君) 6番、田口勝彦君。 ○6番(田口勝彦君) それは、やっぱり、議会として、地域を発展するために光回線を要望するのであれば、整備をする要望を出すのであれば、そういう部分に私は出すべきでありますし、そのほうが早くできる地域もあると思うんです。それはやっぱり、企業のノウハウによったり、その採算性とかいろいろなことでなかなかできない部分でも、もう一方であれば、できるかもわからないと。そういう部分を住民福祉を全体を考える議会であれば、やはり、そういう手続をとるべきであって、まとめとしても、一日も早く実現し、地域の発展と住民サービスの向上を図られるようにしたいということを訴えるんであれば、やはり、私は両方にすべきと思うんですが、再度、「いや、私はこれしかできません。」ということなんですか、提案は。 ○議長(足立正典君) 22番、高橋信二君。 ○22番(高橋信二君) 私は、差し当たっては、この要望書を提出したいというふうに考えております。 ○議長(足立正典君) 6番、田口勝彦君。 ○6番(田口勝彦君) 「差し当たって」と言われると、これ、丹波市議会として決議を要望書として議決しますので、やっぱり、その辺はもう少し考えるべきであって、両方に出すという一つの方法もありますし、先ほど提案者が最後に言われたように、趣旨説明の中で、市に対して、努力してほしいということを最後に口頭で言われてましたけれど、そういう部分をこの要望書じゃなくして、決議をして、市に対して、そういう民間企業に対して、早くやってほしいということをしっかり行政でやってほしいというような決議をするほうが私は正しいんじゃないかなと思うんです。どうしても、一方的なのしかできないということであれば。その意見に対してはどうです。 ○議長(足立正典君) 22番、高橋信二君。 ○22番(高橋信二君) この決議は、議会がするものですので、私の考え方としては、賛同者の意見をお聞きし、そして、今回、提案しているということでございますので、その点、御理解いただきたいというふうに思います。
     2番、林時彦君。 ○2番(林時彦君) 私もこの前の一般質問でやりましたように、これは大変よいことだと思いますし、ぜひやってほしいなと思うことですけれど、今、読んでましたら、ちょっとだけ気になりましたので、御相談したいんですけれど、下から5行目のところで、「また、同地域に生活する住民にとっても、インターネットによる不便さを痛感し、できるだけ早期の光サービスの提供を待ち望んでいます。」というところなんですけれど、論旨はわかるし、いいかと思うんですけれど、何かちょっと、うまく言えないんですが、何かちょっとうまくひっかかってないかなというところがあって、一つは、文脈がちょっとうまくひっかかってないのと、「インターネットによる不便さ」といいますと、インターネットそのものが不便みたいな感じで、インターネット利用に関しては不便だなというようなところに関して、ちょっと気になるんですけれど。それぐらいしか言えませんけれども。 ○議長(足立正典君) 22番、高橋信二君。 ○22番(高橋信二君) ここで意味していることは、インターネットによる不便さという意味は、現在、光サービスが提供されていないところでは、速度的に、あるいは量的に伝送量の問題も含めて、そういう不便を持っている、それが住民にとってはサービスを待ち望んでいるというつもりでございます。 ○議長(足立正典君) 2番、林時彦君。 ○2番(林時彦君) 十分それはわかるんです、読み取れるんですけれど、ちょっとその文脈の中で、「住民にとっても、インターネットによる不便さ」というところが、何かもう一つぴちっといってないなという感じがしますので、これでオーケーならオーケーでよろしいです。 ○議長(足立正典君) 22番、高橋信二君。 ○22番(高橋信二君) これで私の意が通じるというふうに思っております。 ○議長(足立正典君) ほかに質疑はございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 質疑なしと認めます。  ただいま議題となっております決議第4号については、委員会付託を省略し、直ちに採決を行いたいと思いますが、御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 御異議なしと認めます。  これより討論を行います。  討論はありませんか。  6番、田口勝彦君。  賛成ですか、反対ですか。 ○6番(田口勝彦君) 反対です。 ○議長(足立正典君) 反対討論。 ○6番(田口勝彦君) (登壇) 私は、今、提案されております決議第4号について、反対の立場で討論に参加いたします。  この光回線の整備につきましては、趣旨も十分理解し、一日も早い回線の整備ができることを期待し、また、要望もしたいとは思いますが、丹波市内において、1者だけでなく、2者の民間の光回線の整備に力を入れている企業がある中で、大きい、幅広くやっているから、その部分にだけ、その企業にだけ要望を出すということにつきましては、私は理解はできない。  まして、丹波市民の福祉、また、そういう点を担っている議会として、1者だけに出すということについては、私は反対の立場であります。  両方の2者に対して要望書を出す、もしくは、議会として、行政に対して、こういう要望を早くしてほしいということを企業にいってほしいというような決議を出して、そして、行政のほうからいってもらう、そういう方法もあるのではなかろうかと思います。  やはり、丹波市の発展のために力いっぱい企業も努力もしていただいている中で、1者に対しての要望ということに対しては、私は反対の立場でこの決議第4号に対して、反対の討論をさせていただきます。  以上です。 ○議長(足立正典君) ほかに討論はございませんか。  どちらですか。                 (発言する者あり) ○議長(足立正典君) 賛成討論ですね。                 (発言する者あり) ○議長(足立正典君) 1番、足立一光君。 ○1番(足立一光君) 提案者の高橋議員が言われたこのNTTに出されるということがよく理解できました。  それというのは、前に私ところの地域で携帯電話が入らないところがありまして、auとかいろいろなところがありまして、いろいろとかけ合いました。けれども、採算性の悪いところは、ほんとの民間会社がしてくれませんでした。そこで、国の機関の総務省のほうからの発言力の聞くところと言われまして、NTTドコモにお願いいたしました。それは、市にも協力していただきまして、国の辺地債を使っていただいて、今、入るようになりました。  やはり、この二つのところにかけますと、双方が経営が成り立たない、赤字のところには、どっちも譲り合いをして、なかなかしてくれません。やはり、国の総務省からいわれたら、電気通信法で言われたら、一番立場の弱い、言ったらいけませんけれども、NTTなんかが一番協力をしてくれます。民間会社はもうはねつけます、もうからないところには。やはり、青垣工業団地にもある工場も言われております、今、前より拡大されてます。それというのは、アメリカのボーイング社の部品をつくるので、10月いっぱいを完成めどに、やはり、アメリカともインターネットでボーイング社ともしなければならないと言って、大きな工場が増設されております、市長さんもよく知っておられると思いますけれど。そういうもので、光ファイバーがないのでおくれると。そして、私も足をけがしたので、休んでいるときに、つくづくと光ファイバーの入ってない青垣地域の業者と氷上地域の業者との差を市もよく知っておられます。「公共入札も公平にやってます。」と言われますけれども、くじのときは、何分の何秒の差で負けます。そういうこともやっぱり光ファイバーがないところには大きなハンディがあるので、特に国が所管を持っておられる会社に出されるということが第一ではないかなと私は思いまして、賛成をさせていただきます。 ○6番(田口勝彦君) ほかに討論はございますか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  決議第4号「光回線の整備についての要望書」の採決を行います。  採決は、起立によって行います。  お諮りいたします。決議第4号は原案のとおり、可決することに賛成の議員は、御起立願います。                  (賛成者起立) ○議長(足立正典君) 起立多数です。  したがって、決議第4号「光回線の整備についての要望書」は、原案のとおり、可決することに決定いたしました。  ~日程第10 議員派遣の件~ ○議長(足立正典君) 次に、日程第10「議員派遣の件」を議題といたします。  本件は、議員の派遣について、丹波市議会会議規則第158条の規定に基づき、議会の議決を求めるものです。  派遣の内容につきましては、10月21日に開催される平成23年度市町正副議長研修会、並びに10月31日から11月2日の議会運営委員会の所管事務調査に副議長を派遣するものです。  本件は、質疑、討論を省略し、直ちに採決を行います。  お諮りいたします。「議員派遣の件」は、原案のとおり、副議長を派遣することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 御異議なしと認めます。  したがって、「議員派遣の件」は、原案のとおり可決されました。  ~日程第11 閉会中の継続審査について~ ○議長(足立正典君) 日程第11「閉会中の継続審査の申し出について」を議題といたします。各常任委員会、議会運営委員会、各特別委員会の委員長から、委員会において審査、調査中の事件について、丹波市議会会議規則第103条の規定により、御手元に配付しております一覧表のとおり、閉会中の継続審査の申し出があります。  お諮りします。委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 御異議なしと認めます。  したがって、委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに決しました。  お諮りします。本定例会に付された事件はすべて終了いたしました。  本日で閉会したいと思いますが、御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(足立正典君) 御異議なしと認めます。  したがって、本定例会は、本日で閉会することに決定いたしました。  第55回丹波市議会定例会の閉会に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。  本定例会は、去る9月5日に開会いたしまして以来、本日まで25日間にわたり、提案されました平成22年度丹波市一般会計決算、及び各特別会計決算、並びに平成23年度丹波市一般会計補正予算、及び各特別会計補正予算を初め、各条例制定、並びに条例改正議案など、多数の重要案件について、終始極めて熱心に御審議をいただき、本日、ここに閉会の運びとなりましたことは、議員各位の御協力によるものと衷心より感謝を申し上げるところでございます。  また、当局におかれましては、審議に際しまして、議員から提出されました多くの意見、要望等につきまして、十分に御検討をいただき、各段の御配慮をいただきますよう、お願いを申し上げます。  平成23年度も10月から年度後半を迎えることになりますが、丹波市におきましては、9月に襲来した台風被害の災害復旧を初め、景気、雇用対策など、今後も特に配慮が必要な課題も山積している状況にあります。  丹波市議会においては、1年9カ月にわたり検討してまいりました丹波市議会基本条例が本日、議決され、来年1月1日より施行されることになります。本条例は、議会運営の最高規範として、住みよい丹波のまちづくりのため、今後は開かれた議会を目指して、新たに議会報告会や政策討論会などに取り組むことになりますが、議員各位におかれましては、従来にも増して、自己研さんに努めていただきますようお願いを申し上げる次第でございます。  朝夕の涼しさが秋への移り変わりを感じさせる季節となってまいりましたが、市長を初め、当局の皆様におかれましては、御自愛いただき、御精進いただきますようお願いを申し上げまして、閉会に当たってのごあいさつとさせていただきます。  本当に御世話になりました。  ここで市長よりごあいさつをいただきます。  市長。 ○市長(辻重五郎君) (登壇) 第55回丹波市議会定例会が閉会されるに当たりまして、一言御礼とごあいさつを申し上げます。  本定例会は、9月5日から本日まで、本会議議会、さらには、運営委員会、常任委員会等々、慎重に御審議を賜り、まことにありがとうございました。今期定例会に上程をいたしました平成22年度の一般会計及び各特別会計の決算、また、条例の制定、改正、並びに平成23年度の丹波市一般会計、特別会計等補正予算等々、多くの議案でありましたが、終始極めて熱心に御審議を賜りまして、厚く御礼を申し上げる次第でございます。ありがとうございました。  本会議、あるいは各委員会を通じまして賜りました貴重な御意見、また、御指導いただきました事項につきましては、真摯に受けとめますとともに、今後、十分検討、改善を重ね、さらに全職員一丸となって丹波市の市政推進に生かしてまいる所存でございます。  議員各位におかれましては、今後とも市政発展のため、格段の御指導、御支援を賜りますように切にお願いを申し上げる次第でございます。  なお、議員各位には、健康に十分御留意をされまして、さらに御活躍あらんことを御祈念申し上げ、大変簡単でございますが、閉会に当たりましての御礼のごあいさつとさせていただきます。  どうもありがとうございました。 ○議長(足立正典君) これで本日の会議を閉じます。  平成23年第55回丹波市議会定例会を閉会といたします。大変御苦労さまでございました。                 閉会 午後4時28分...